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2011年12月22日 (木)

【SWTOR】プロローグ感想(2.5)

 三発目はインペリアル・エージェント編と思ったが、その前に、恒例のDnDお遊びが長くなったので、これは幕間とする。 

 最近ラノベの巻数で2.5とかやたらあるので、なんのこっちゃと思っていたがようやく知った。本編とは別な短編集なんだね。
 ところが私の身の回りの人に「ラノベ」と言っても、その言葉が「聞き取れない」、オーディブルでないという事態が多発することが発覚しています。まあこれはかつてのSF(エスエフ)でもあった。SMと間違えられる。筒井先生なんてずっと間違えてSM雑誌に出稿していたそうだし。
 「ラノベ」はそうやって読者層を自ら狭めている、が私の持論だ。ま、おいといて。

 ジェダイ・ナイト、ジェダイ・カウンセラー 秩序にして善。

 スマグラー、混沌にして中立、または真なる中立。

 トルーパー、秩序にして中立。

 シス・ウォーリアー、シス・インクイジター 秩序にして悪、または混沌にして悪。

 バウンティーハンター、混沌にして中立、または真なる中立。

 エージェント、秩序にして中立。

 さくっと言うと、こうかな。

 ジェダイとシス以外は、善悪はどうぞご自由にって感じです。別にスマグラーがいい人でも、トルーパーがくそ野郎でも特段問題はない。任務(私的利益)優先なわけだから。

 ジェダイ/シスが「聖」、それ以外が「俗」でもいい。シスに「聖」(holy、sacred)はおかしくないか、というのはあるかもしれないが、私はそれ以外に適当な言葉を知らない。religiousと考えていただければいいかも。さらにいうと「俗」ってなんていうのか知らなかった。religiousにはcivil、sacredにはprofane。holyにはunholyはこれは違う。 

 本題。ジェダイとシスって非対照なんすよね。まずジェダイに「混沌」はありえない。正しいか。

 んー、オビワンは? そうなんだよなー、なんで(ヨーダはともかく)あの人だけ生き残ったか。あれって実は「規格はずれ」なんですよねぇ。「運良く」じゃないんだな。生き残るべくして生き残った。オビワンの師匠もどっちかというと「規格はずれ」じゃないですか。そもそもアナキンはもうジェダイになってはいけない年齢だったのだ。それを無理強いした。そうなるとあの系列はみな「規格はずれ」。それがルークまで繋がる。

 だからこそジェダイは延命することができた、ってのが「スター・ウォーズ」の隠しテーマだと思うんだよね。
 もちろん、その裏にはジェダイの「独善」についての暗黙の批判もある。エピソード3とかのジェダイって、もう腐敗の一歩手前というか、独善のかおりがぷんぷんしてましたもんね。権力は絶対的に腐敗するんです。たとえ崇高な善を標榜するジェダイであっても。

 コメントいただいて気がついたが、映画本編でもアナキンの手によってジェダイ・テンプルでの大虐殺が行なわれる。今回またしてもそのモチーフは繰り返される。
 これもルーカスはいつもワンパターンではなくて、もはやそうするしかない、不可避な展開なんでしょう。

 わかりにくいか。簡単に言いましょう。普遍的な「善」とは何かなんて答えられるという人がいたらそれは嘘ですが、「秩序」とは何かは答えられます。

 映画のマスター・ウィンドゥには申し訳ないが、彼が物分りのとっても悪いジェダイの代表ということにしよう。なぜ彼は殺されて、ヨーダが生き残ったのか。

 前者は「秩序」を履き違えていたから。ジェダイが墨守すべき「秩序」とは、ジェダイ・オーダーが設定した「秩序」なんかじゃないんですよ。(騎士団という言葉も秩序もorderだね)

 フォースとはアクシオマティック(axiomatic)な理(ことわり)。宇宙の公理。それが「秩序」。
 本来、ジェダイ・ナイトですら理解などできない。理解しようと必死に努力して、理解が及ばないことを理解するもの。

 私の理解では、その高みに到達していたのはあの時代にはヨーダただひとり。そして、非常に曲がった方向からだけど、実はうっすら理解していたのが(はねっかえりのはぐれ者扱いだった)オビワンだ。このふたりしかいなかった。

 そしてアナキンが(どうやら)その理解の高みに到達したらしいのは、その時代よりずっと後の話。

 なぜならその三人だけが、エピソード6の最後に登場する。ジェダイのメンバーは他の誰も登場しない。あれは「復活」ではないですね。なんだろう「昇天」か。Jedi Codeにあるように「死は存在しない。フォースが存在する」わけだから。

 シスについては、その成り立ちそのものに抑圧(秩序)と破壊(混沌)が必要となる。だから「秩序にして悪」の「秩序」はジェダイのそれとはまったく違う。非対照です。

 もっとも、そんなに簡単に切り分けられないんじゃねえの?、が一番正しい答えかもしれませんね。わかったつもりが一番危ないわけだから。
 第一、その公理とやらではダーク・フォースの存在も認められているわけだろ?
 そうなんだよね。私の立脚点がすでにダメなんだよね。 

 なにが普遍的な「善」かは言えませんが、昔こういうことを書いていたら、「最も対極にある悪の存在を呼び込む(寝返らせる)のが最高の善の形である」という指摘を受けました。

 元はジーザスの逸話なんですね。パウロの回心譚を言っているのでしょう。

 アナキンの物語も一緒です。この手の話は皆似てくるに決まってるんです。
(アナキンの場合は、まず善から悪へ、そして悪から善へ、転換が二回ある。一回目は四肢と妻を喪い、実は双子を得る。二回目は命を喪い、息子を救う)

 だから「スターウォーズ」はやばいんですね。あの後、誰が何をやっても「スター・ウォーズ」の焼き直しといわれてしまうわけだから。

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