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2011年11月18日 (金)

ハルマゲドンの行方

 BF3とCoDMW3の壮大なハルマゲドンの周辺にいて、その戦いの趨勢の影響を間違いなく受けるBioWare亡者にとって、気が気ではない。

 とか言っちゃって、 もちろんベースボール観戦的な無邪気な興味も否定はしない。結局人間って、そういうわかりやすい対決が好きなんだよな。

 どうなったのかなあ。GameSpot。 

http://www.gamespot.com/news/call-of-duty-mw3-sales-top-775-million-in-five-days-6346238

 まず、そもそもCoDのElite(有料ぼったくりサービス)がテクニカル・トラブルでへくってたんですか? 知らなかった。

**********

 CoDMW3はローンチ五日にして全世界全プラットフォームで775百万USDを「売り上げ」、今までの記録であった前作Black Opsの650百万USDを凌駕した(CoDMW2は550百万USD)。

 さらに、次の5つのリテール・パートナーで、北米でローンチされた過去の全てのタイトルのトップに躍り出た。Amazon.com、GameStop、Best Buy、Target、Wal-Mart。

 Xbox 360版は、発売初日に3.3百万プレイヤーがログインし(同時ユーザー数ではXboxLiveの新記録)、のべ7百万時間以上のマルチプレイを遊んだ。 (Black Opsはそれぞれ2.6百万プレイヤー、5.9百万時間であった)。
 Sony(PSN)は同種の数字を明らかにしていないが、責任者は"hugely successful"であったと述べている。

**********

 記事内でBF3を引用することはしていない。よって自分で探さなければならない。

 Battlefield 3のローンチ最初の週の「売り上げ」ユニット5百万本(「出荷」は10百万本)。

http://www.gamespot.com/news/battlefield-3-week-one-sales-top-5-million-6343166

 記事中のアナリストは、BF3の年内売り上げ予想は8百万本、対してCoDMW3は16百万本としている。上のCoDMW3の売り上げ額775百万円をざっくり60USD(標準的パッケージ価格)で割れば13百万本に相当する。BF3は最初の週でこのアナリストの予想の60%、CoDMW3は80%くらい売り上げたことになる。予想はBF3に甘すぎ、CoDに辛すぎたのか、それともホリデイシーズンの関係もあるか、ローンチが先行したBF3にはユーザーの様子見があったか。

 とにもかくにも、すごい数字が並んでこちらも感覚が麻痺している。CRPGのトップランナーと比べちゃおう。
 Skyrimは、出荷最初の48時間で3.5百万本を売り上げた(出荷数は7百万本)。

http://www.gamespot.com/news/skyrim-tops-35-million-sold-6346105

 7百万本がはければ売り上げは450百万USDとなる(ここで使っている価格は65USDくらいですね)。

 なんだよ、RPG凋落なんて嘘じゃないか。ニッチなんてお前が言っているだけじゃないか!

 確かにゼニマックス頑張ってますね・・・。くっ・・・(RPGゲーマーとしてはもちろん歓迎すべきことだが。BioWare亡者としては痛し痒し)。
 BF3とCoDMW3を両方遊ぶ人がどのくらいいるのか、FPSもRPGも両方遊ぶ人はいかほどか、残念ながらそういう数字は見つからない。だからプレイヤー規模の想定がちょっとできないですが、だいたいの関係はわかりますね。上の問いどちらも「いない」、「いない」と考えると、ミリタリーFPSのファン層は25百万人規模かな。まだBlack Opsから移行していないって人もいるだろうけど。

 アッサリ書いていますけど、25百万人ってオーストラリア一国の人口以上ですからね。丁度北朝くらいだ(統計があってるかどうかも含めたとえが悪いな・・・)。World of Warcraft、課金ユーザー13百万人といわれて久しいけど、こちらギリシャ並(たとえが悪いな)。

 RPGを少なくとも一つは遊ぶ人(つまりSkyrimを遊ぶ人)。7百万人と考えるとFPSの三分の一以下か。なぜか私以外の日本人が大好きなスイスの人口並。

 話をFPSに戻すと、私の予想はトップCoDMW3と、ファー・ビハインドのセカンド(恐ろしく離された二位)BF3だけが残って、他のFPSは立ち行かなくなる、というものでした。
 導入こけたらしいEliteが軌道に乗り、EAも当然Originで同様のサービス(つかぼったくり)をはじめるだろうから、それができない(つまり規模が稼げない)タイトルとの資金力(開発の体力)格差はさらに拡大していく。
 あー、そう書いたとき、厳密にはHaloは意識になかったと認めます。リアリスティック・ミリタリーものFPSと言わなければならなかったかな。
 こんな事実は、まだ観測されていない、まだ確認されていない。予想があたっているかどうかは判らない。

 元来「多様性」が命であるRPGはそうはならない、売り上げベースではSkyrimを筆頭に、BioWare作品群、その他FFなど和製ビッグタイトルを含め、いくつか生き残っているタイトルが割拠する時代が続くのかなーと思っています。1百万本以上売れるタイトルは、ごくわずか、おそらく5フランチャイズくらいでしょうけど。
 (Diablo IIIをRPGに入れてしまえば、当然トップになりそうですけどね)

 「多様性」といいつつ、5タイトルかよ、とお感じの向き。

 新自由主義、市場主義経済。「自由」といいながら品数の選択はごくごく限られていくんですよね。見た目、計画経済とどこが違うんじゃとなっていってしまう。
 もちろん、上はすべてPC/MACあるいはコンソール機というロートル・プラットフォームのお話。スマホなりブラウザなり、「多様性」がなんだかわけわからないほど拡がっていることはそうしたゲームをあまり遊ばないロートル・ゲーマーの私なんかより皆様のほうがよくご存知のとおりです。(RPGに限れば、ガラパゴス・ジャパン。奇妙な独自の繁栄を謳歌してますけどねっ)

 

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