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2011年11月24日 (木)

ファンボーイ心理学

 まだあんのかい!

 あるよ。まだネタはいくらでもある。なんだかしらないけどゴールドラッシュだ。

 http://games.ign.com/articles/121/1212865p1.html

 先に触れた話です。メタクリティックのCoDMW3のユーザー・レヴューのスコアがなんとDA2より低いこと。PC版、あいかわらず20点ですね。DA2(PC版)は42点。
 ちなみにBF3(PC版)は75点とまあ順当? DA2のライバルSkyrim(PC版)は85点ね。またレイドロウ氏涙目だ。

 CoDMW3の騒ぎについてIGN/AUが何を書いているか読んでみましょう。

 あ、ちなみに私見を述べれば、読者レヴューにはもちろん誰が何書いてもいいけど、もうそういう点数つけるのいい加減やめない?です。な、4Gamer。

 つかこれさ、Activisionが訴えたらどうなの? EA/BioWareみたいに涙目になってるだけじゃなくってさ。点数いらねえよ。プロのレヴューだけで十分。

 まずメタクリティックの「プロのレヴュアーの」スコアには、ヴィデオ・ゲームのリテール部門が注目して実際に在庫を増減するくらい大きな影響力があるよ、というところは省略。

 オーストラリアのUniversity of Adelaide、School of Psychologyの心理学博士のアドヴァイスをもらいました。
 ひととおり読んだ彼は「やたら零点が多いね!」

「これまでのシリーズを含めてイノヴェーションや新コンテンツが欠如していることが最大の不満らしい。ゲームトータルが零点とは言っていないが、こうした方向性を毛嫌いしてるんだろう。私もゲーマーだが、理由はわかる。とりわけ豪州ではそうだが、お金を出して買ったのならその価値は手に入れたいと思う。少なくともプレイヤーの中のごくごくマイノリティーは、そうした価値を見出していないと感じているのだと思う」

 ユーザーは10点から零点の間、なにかの文脈に沿って採点するなんのプレッシャーもない。公平性、バランス、信頼性などは、ちょっとした欠陥をひとつでもみつければ吹き飛んでしまう。零点だ! そこには何の大局観も分析もない。MW3がゼロならスーパーマン64はどう? それ以下? どのくらい? これは客観的評価じゃない。これはプロテストだ。

「多くはただの暴言(rants)だよね」と心理学博士。尺度もなにもなく、好き嫌い、会社がキライ。ゲームプレイの感情的体験という意味ではでっち上げられた(framed)ものだ。
 感情的にでっち上げられたレヴューは一般に両極端に割れる。感情を数字では表現できないからだ。怒ったか、興奮したか、そうでないかのどっちかしかない。メタクリティックにも優れたレヴューはあるけど、異議申し立ての罵声に埋もれている。客観的批評を誰もが求めているわけでもないだろう。そのゲームに感情的にアタッチされた人は感情的なものに惹き付けられる。

 博士がゲーマーを実験対象にして行なった研究では主要なテーマではないが、面白い結果を得ている。プレイでちょっとつまづいたところ、理不尽に難しいと感じたボスがあれば終了後に一言で「クソゲー」であるという評価を下す。
 ところがシステマチィックな評価が可能なサーヴェイを頼むと考え込み、funは7、frustratingは9などとつける。総合点は「クソゲー」なんかにならない。メタクリティックはそういう評価制度を導入することもできるが、その評価尺度は投票なんかじゃ決まらないし、コミュニティから愉しみを奪うことになるかもしれない。

 メタクリティックはこうしたレヴュー爆弾を阻止するため2010年から評価者にはアカウントを持つことを義務づけたが、もちろんまだまだ悪用は可能だ。トローリングが重要な問題であることはそうだが、もっと本質的な問題がある。

 (疲れたのでここまで。残りは次回)

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