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2011年11月22日 (火)

Civilization: The East and The Rest

 表題は先に書いた、ニーアル・ファーガソンの新著。本人が紹介している記事の掲載された日本語版ニューズウィークを捨てずに持っていた。発掘したので前記事で省略してしまった六つのキラー・アプリケーション、簡単に触れておこう。

 前記事とはこれ。

http://vanitie2.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-6bd5.html

いつもどおり、ぜんぜん関係ない話に埋まってるのでポイントだけ再掲。

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 日本語版ニューズウィークに、結構変わったエッセイを載せているハーヴァード大学教授の歴史学者がいる。ジョブズが死んだときも、「iPhoneなどに騒ぎすぎている間に(ジョブズが血を引く)シリア人の貧しい子供たちの数はひとつも減っていない」など、変わったこというなあ、と気にはなっていた。

 Niall Ferguson、ニーアル(ニール)・ファーガソン博士。ネットで調べると、実はイギリス人(スコットランド・グラスゴー出身)であり、オックスフォード大モードリン・カレッジ出身で、ケンブリッジ、ニューヨーク大学を経て現職。リーマン・ショック後のアメリカ政府の財政対応については、例のクルーグマン博士(ノーベル経済学賞を受賞した経済学者、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニストでもある)と派手にドンパチやったりした人らしい。

 今回、"Civilization: The West and The Rest"なるあからさまな書名の本を出したので、こいつはひとつ読んでやろうかと思い立った。日本語版ニューズウィークにその書物のサマリーを著者自身が書いていたのを読んだからだ(ネットで調べると11月9日号だそうだ)。

 The West、西洋文明が1500年あたりから長くThe Rest、すなわち「アジア」を凌駕してきた。だが振り返ればそれ以前はThe Restがはるかに優勢であった。

 (その点について、1400年代のロンドンと南京を比較した記述など上のリンク記事で抜粋してますが、ここでは省略) 

 今、西洋文明のたそがれが囁かれている。西洋のキラー・アプリを用いないアジアの大陸国がついに目を覚まし、西洋優位の時代は終わるのか否か。
 いや、問題は西洋自体が勝利の秘訣であったキラー・アプリを捨て去りつつあるように見えることだ。

 「キラー・アプリ」なる表現が今更感爆発で「古くさ・・・」と思ってしまうのですが、まーイギリス人だしねえ。言葉のセンスはこの際関係ないだろう。

 原語でそのキラー・アプリを列挙すると、Competition、Science、Property、Medicine、Consumption、Workだ。 

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 さて、ここから日本語版ニューズウィークの翻訳者の訳語でお届けします。よって翻訳の文責は私にはない。

 原題は"America's 'Oh, Sh*t!' Moment"、訳題は「瀕死のアメリカは復活できるのか」。Vanity訳なら「アメリカおわた?」かな。

 一つ目の重大なポイントは、(一般の漠然とした思い込みとはまったく逆に)ペルーのインカ帝国(マチュピチュ)にしろ、ローマ帝国にしろ、ソビエト・ロシアにしろ、最近のカダフィー政権にしろ、独裁を支える複雑な社会システムは突然崩壊する、という指摘だ。昨今の金融危機を見れば金融帝国もその例外ではないといえる。つまり危機は、あっという間にやってきて、気がついたときは「手遅れ」、「どもこもならん」、「あかん」くなっている。

 よって、アメリカの崩壊への道筋は、今一向聴(イーシャンテン)なのかすでに聴牌(テンパイ)なのか、ということが話題になる。

 余談だが、テンパッテる(パニック寸前でテンションが高まっている)という表現はまさにそういう事態を顕わしている。元は、かつての私(今はもうやってないから)を含めたヘボ麻雀(マージャン)うちが、九蓮宝燈(チュウレンポウトウ)は嘘にしても、手の内を全て同じ数牌(シュウパイ、絵柄、トランプのスーツのようなもの)で揃える役、待ちの広い清一色(チンイーソー)の場合のように、「どの牌で和了(ホーラ、上がり)か」きちんと把握できていない様子。他者が捨てた同スーツのパイにいちいち「ぴくっ、ぴくっ」と反応する様などを言っていたはずだ。「ははーん、対面(トイメン)テンパッテるな」とバレてしまう様。

 筆者は6つのキラーアプリが鍵だという。The Rest(すなわち東洋)に対してThe West(西洋)が優勢であった理由の根拠だ。( )内は、原書でそれぞれを説明する章の表題で私が追加した。

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・競争(Competition): 多数の国において国内で競争。現代企業の原型。

・科学革命(Science): 17世紀のすべての画期的な発明が西洋発。

・法の支配と代議政治(Property): 英語圏で生まれた社会と政治秩序のシステム。
 私有財産権と投票権・議会が代表。 

・近代医学(Medicine): 19から20世紀の医療分野での発明はほとんど欧米から。

・消費社会(Consumption): 生産性向上技術(供給側)と、安価な高品質製品への欲求(需要側)の両立していたイギリスにおける産業革命。

・労働倫理(Work): 労働集約型の職場の成立、貯蓄、それによる資本の蓄積。

 これらにより、15世紀まではThe Restに(文明として)劣っていたThe Westが、20世紀前半には世界の58%の土地、74%の経済を支配するに至った。「大いなる乖離」の時代。

 日本をはじめとしたThe Restのキャッチアップは、アジア的OSにこのアプリを搭載したからうまくいったと説明できる。
 問題は、大陸国を含むアジアが、あるいは南米・アフリカが豊かになることが好ましくないのではない。むしろこの「大いなる収斂」のもう一つの理由、西洋がこれらアプリを削除する(放棄する)ことを危惧しているのだ。すでにその傾向を示す事例は枚挙に暇がない(ここでは省略)。

 アメリカは、システムに入り込んだウィルス(ヴァイルス)を除去しなければならない。
 (競争を阻害する)独占、(教育の意義を失墜させる)楽勝科目、(法を曲げる)ロビイスト、(医療制度の)機能不全。(貯蓄に対する意味での)個人の借金など。

 他の国でうまくいっているアプリも取り込み、リブートする必要がある。西洋のOSはMS-DOSではない。時代遅れではないはずだ。西洋でリブートに成功するのは、まずアメリカであると信じている。次の(大統領)選挙まで待つ余裕があるかどうかはわからないけど。

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 以下、翻訳の文責も私に戻りました。

 ここには、社会学者などのような、「いや問題は、そもそも社会システム自体でしょ」という視点はない。それは「OS、すなわち新自由主義、はまだ古くない」という発言に集約されている。
 社会学者などにいわせれば、「そのOS、すなわちモダンがもう古い」、ポストモダンに移行して久しいわけなんだそうだ。この書籍の邦訳はまだないが、出版されれば必ずそういう指摘(批判)が出るに決まっている。間違いない。

 だが、これは原著をちゃんと読み終わってからいうべきだろうが、ウェーヴァーのいうキリスト教(プロテスタント)の精神などの側面から考えれば面白いかも、という魂胆で私はこれを手に入れた。

 なぜなら6つのアプリのほとんどを占める「科学」は信仰から生まれたから。絶対神が創出した世界に矛盾などあるわけがない(矛盾、奇蹟を起せるのは絶対神以外にはありえない)。であれば、その世界の理(ことわり)、公理、アクシオマティックなシステム(axiomatic system)を解明することこそ、信仰ではないか。科学(人文科学を含む)に切り分けられないのは主体が個人である労働倫理くらいだが、これこそウェーヴァーが解明しているとおりキリスト教的なもの。(そして蛇足的に追加すれば、著者が日本はアジア的OSにアプリを載せてうまく行った、というこの場合のOSとは「仏法即世法」、松下幸之助も「業即信仰」として使ったそうだが、それであるという説もある)

 いみじくも、著者はそのウェーヴァーを引いている。ウェーヴァーは儒教的合理主義を"rational adjustment to the world"、「世界への合理的適合(世界との合理的調和)」と位置づけ、西洋のコンセプトである"rational mastery of the world"「世界の合理的な理解(精通)」と対比したという。もちろん、こうした視点では、明朝以前から大陸国が技術的に優越していた事実を見落とす罠に陥るという著者の警告つきであるが。

 これは、東洋文化が自然(すなわち世界)との係わりあいにおいて"harmony"(調和)を重要視する一方で、西洋文化では"dominance"(支配、あるいは自然の克服)を意味するという通俗的な対比とも共通する。環境問題が国際社会では「なんだかなあ・・・」となってるように感じるのも、私はひとつにはこれがあると思っている。

 エコゲリラ、エコテロリストは、「ほおっておいたら人間は自然を支配してやがてダメにしてしまう」という発想に立っている。つまり自分たち人間は耐え難いほど「悪」なのだ。捕鯨問題で「うーん」となってしまうのは、そもそもここの発想が異なるせいもある。バッファローや象牙の話を出すまでもなく、程度問題考えないのはいつの時代もお前ら白人(象牙は大陸人含む)だったんじゃないの?というどす黒い憤怒を抱くのもそのせいだ。ネイティヴ・アメリカンどうなっちゃった?
 もっとも、そういう糾弾自体、ほおっておいたらダメじゃん、という性悪説に乗っかっていることでもあります。日本人は君ら白人とは違う、という証明でもできれば別ですが。あるわけないか。

 捕鯨問題では日本人は反撃しないからいじめやすいのもある。自衛隊の艦艇でシーシェパードに幅寄せすると面白いが、むしろ日本人が騒ぎ出す(ふりをする)。「話せばわかるはずだ」だから。相手は問答無用なのに。アメリカのフリゲート艦なら撃沈しちゃうだろうけどね。
 ノルウェーなんていじめたら「お前ら弱い者虐めすんな!」と視聴者が怒るが、日本ならヒール(悪役)としても十分な大国だ。あと、やつらは寒いのキライ、太平洋のほうが過ごしやすいのもある。オーストラリアはオランダと並んで太平洋戦争開幕早々、ちっぽけな艦隊を一隻残らず日本に全滅させられた恨みもある(本当)し、その仕返しをするチャンスも奪われた。でもそれだけじゃない。

 もちろん、今やそんな二元論で割り切れないほど新自由主義の蔓延、グローバリゼーションが進んでしまい、日本人だって知らずして世界の環境を破壊しまくっている、間接的に手を貸しているのは間違いない。

 絶対神が創って人間に手渡したこの世界だ。神は不在だ(創造主が創造物の中にいるわきゃないね)。だから、あとは人間が好き勝ってやっていいんだ。キリスト教的発想は必然的にそこにいくのだそうだ。「支配」の発想だ。

 一方で「原罪」の発想がある。禁断の果実を食べたから罪深いのではないという説もあって面白い。食べるな言われたら食べる。物語原型。
 食べたことを容易に認めようともしなかった、あるいは詰問されると他者のせいにしようとした(最初は蛇、その後はアダムとイヴ(エヴァ)どおしのなすりつけあい)こと自体が罪深いのだ。食べるなと言われたらもう食べません。この反省は成り立ちそうだ。だが嘘をついた、他者を糾弾した。これはまたやるだろう。神の力なくして到底克服できない罪だ。知恵の果実を食べて嘘をつく知恵がついたという逆説としても面白い。

 原著には、「文明」の例が列記されている。「文明」の確固たる定義づけなど徒労に終わるだけの試みだが、ヴィデオゲームCivilization的興味で紹介しておく。
(日本文明を単一国家文明と区分したおかげで、日本でも大流行したハッチントンの「文明の衝突」はリファーされていない)

 例えばプレ・モダン時代には、The West、India、China、Byzantium、Islamの5つという説。
 すでに消滅したもの7つ(Mesopotamian、Egyptian、Cretan、Classical、Byzantine、Middle America、Andean)に現存している5つ(Chinese、Japanese、Indian、Islamic、Wstern)を加えて12と言う説。これにさらにJewishを加えると言う説。これら文明間の係わり合いが、個々の文明内部の有様と同様、歴史的変化の最大の要因であることは間違いないという。

 ここからは私見です。
 現存している5つにJewishを加えれば、ひとつの切り口は「宗教」であることは間違いない。Chineseがなんの宗教ですか、Japaneseがなんの宗教ですか、というとても難しい議論はある。私見では、Japaneseはアニミズム信仰が少なくとも21世紀まで生き残った稀に見る例だといえるかもしれない。

 今思いついたので完璧な(しかも例によって長い)余談になるが、書いておく。鎖国政策によって大航海時代から取り残された日本人は、それにもかかわらず外来の見たこともないようなものを示されると目を輝かせて興味を示した、という当時のガイジンの記述が今でもたくさんある。隠れキリシタン問題を出すまでもない。江戸時代(あるいは渡来人、仏教伝来まで遡るのか、ずっと以前)から外国かぶれなんざます。なぜか。

 天動説が顕著な例だ。当時の日本人は地球儀が大好きになった。「なるほど世界(そんな単語はありませんでしたが)はこうなってるのか」と皆素直に受け入れる。「邪悪な教え」とか「魔物の戯言」などとは決して切り捨てない。(個人的にはあまりコミットしていないんだけど)志士たち、吉田松陰や竜馬がペリー艦隊の黒船を絶対にその目で見なければ気が済まなかったし、現に無茶な旅程で見にいったことは、TVのおかげもあって日本人なら誰でも知っていることだろう。松陰などは密航しようとまでした。

 後に尊皇攘夷などというが、みな大変なバテレンかぶれだった。だからこそ、あっというまに列強遠征艦隊と伍せるような幕府艦隊を建造できた。これは太平洋戦争直前でも一緒だ。大正デモクラシーの時代を想起すればわかるように、ありえないほどのアメリカかぶれだった。米英日の海軍軍縮会議だって、そこにまぜてもらえるだけで舞い上がっちゃって、結局八八艦隊を建造できなかったなどのババを引いた。八八艦隊がなかったから戦争に負けたんじゃないけど、それによって戦争が起きなかった可能性はあったかもしれない。

 日本敗戦後来日して「日本人は12歳のボーイ」とのたまった、精神年齢12歳のあまり戦争に勝ったことのないヘタレ将軍マッカーサー元帥を皆が神と崇めた。昭和天皇は人間に引きずり降ろしたのに。これはなんと足元のTPP騒ぎまで続く。

(これも良く知られていないだろうが、当時のアメリカ一般大衆、l国民にとって対独戦は実は「遠い彼方の向こう側の戦争」。ところが太平洋の戦争は「祖国防衛のための是が非でもやらないといけない戦争」であったという説もある。マッカーサー陸軍中将(太平洋戦争開始で大将)は東南アジアにちょっと詳しかったこともあったが、米国民に大変な人気があった。スティーヴ・ジョブズなみのクソ野郎とわかっていても大統領が最高司令官として使ったのはそのせいもある。カリスマっていうやつ?)

 余談終わり。

 多分「この世のものは話せばわかる」アニミズム信仰のせいだろう。この世に真に邪悪なんてものはないんだ。人間(日本人含む)の理解を超越したものなんてないんだ。だって人間だって世界の一部だから。森羅万象みな横一線なのだ。だからなにか意味があるんだ。話せばわかるんだ。まるで「零式」のセリフのような、一言で言うと性善説。DnDでオリエンタルの日本らしき文明を「秩序にして善」と規定したのもあながちまちがっていない。「秩序」はこの場合、サムライの「名誉」をいう。

 ちなみに天皇はthe Emperorと訳しちゃったのが間違いの元かもしれない。いやそもそもすめらぎ、すめらみことあるいはおおきみに外来語で「天皇」と当てて呼んだのが間違いかもしれない。Priest King(祭司王)だろうという説もかつてあった(人気はないらしい)。シャーマンの側面はあった(今でもある)んですね。

 もちろん「性悪説」と「性善説」の二元論に陥ることは避けたい。「覇道」と「王道」の話でもない。そうではない。そんな簡単だったら、とっくの昔にけりはついている。

 Chineseの宗教って何よ、というのも難しいですが、JewishとChineseが際立っているのは、世界の隅々まで広がる莫大な個人ネットワーク。文明を考えるにあたって「宗教」と別の切り口ですね。Jewishだって日本と一緒で形式的には(人造国家ではあるが)一国一文明なのですが、国際的なマンパワーの拡がり方が段違いです。

 「西洋対東洋」、「イギリス・アメリカ対大陸国・日本」、「キリスト教文明対それ以外」、「白人対色つき(カラード)」などの安易で単純な二元論はいけない。ステロタイプ論に堕しやすいからですね。しかもここでは「先進国・中興国対後進国」の二元論すら捨象してしまっている。アフリカは話にも入れてもらえない。

 だが「いけない」もなにも、少なくともそう考えてきた人たちはいた(今もいる)わけだし、無意識に間違いなく白人(アングロ・サクソン、クリスチャニティ)至上主義に陥りかねないはずの著者が、それを認めて書いているとしたら読む価値はあるはずだ。むしろ克明な歴史的知見を積み重ねてThe Westが優位にたった理由を明かすことは、「白人だから当然勝った」という白人至上主義自体を覆す価値がある。

 「いけない」で思考が終わると、国連的、ユニセフ的、アグネス・チャン的な能天気論で逆に危険な気もします。その三つは全部ことごとく間違いです。「国連的・ユニセフ的・アグネス・チャン的」には世界は回っていないから、国連が必要なんです(ユニセフとアグネス・チャンはいらない)。
 人類は一家、世界は皆兄弟なら、なぜ15世紀イギリスは延々と戦争をしていたのか。建国以来アメリカはなぜ戦争をいつまでも続けるのか。最大の需要を創出する「産業」だからか。

 こういう話、単にヴィデオ・ゲームを遊ぶ材料なわきゃないんです。知らなくたってシド・マイヤー先生のCivilizationは遊べる。
 でも知っていて損はない。そう思ってます。私の説が全部正しいなんて一言も言ってない(それこそ何様だよ)ので誤解なきよう。

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