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2011年10月23日 (日)

【DA2】新コミック、ゲイダーさんのコメント(フォーラム)

 新コミック・ミニシリーズ(アリスター、イザベラ、ヴァリックがアンティーヴァに行くという内容。まだタイトルもわからない)について、ゲイダーさんがフォーラムでコメント。

 やっぱ、キャノン・ストーリー(正典)問題で喧々諤々なところに登場。

http://social.bioware.com/forum/1/topic/315/index/8522950&lf=8

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 コミックが自分のプレイスルーにどんな影響をあたえか心配してるなら、影響は与えないよ。もし、我々がコミックの出来事をゲームの中に反映させたいと考えたら(あくまで「もし」)、どうなるかはインポート・ファイルの内容に依存する。アリスターが生きていて、他の詳細も合致しているなら、もしかしたら(訳:コミックの内容を反映したアリスターがらみのイヴェントが)発生するかもしれない。そうでなければ、そのイヴェントは発生しないか、少し変わった形で発生する。

 すでに存在しているキャラクターを用いることにした理由は、彼等が多くの人たちに愛されているからだ。私も含めて。みんな彼等がもっと活躍するところを見たいし、その場合ストーリーは彼等にちなんだものになる。偶然でもなんでもない。単純な話だよ。

 この発想が嫌いな人もいるだろうが、誰も無理やり読めとは言っていない。当たり前の話だ。だが、みんな非常に楽しみにしてくれているのは嬉しいし、我々のできばえを披露できることを楽しみにしているよ。

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 (BioWareのデフォルト正典でよいと思う、という意見に)

 我々は必ずデフォルトのストーリーを決めないといけないんだ。誰もがインポート・セーヴを持ち込むわけではないし、不完全なファイルの場合もある。実際のところ、大多数のプレイヤーはそっちなんだ。
 だがそれを「正典」とは呼ばない。プレイヤーのセーヴファイルの内容を無視して、過去の出来事の顛末を決めて押し付けるなんてことはしないから。例えばBG2ではそうであったが、それこそ「正典」だよ。

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 (コミックからゲームへの反映ではなく、みなが怖れているのは過去のゲームからコミックへの反映だろう、という指摘に)

 すまんが、それは根拠のない不安だろう。アリスターがキングになる、ドランクになる、ウォーデンのままである、あるいは死んでしまっている可能性がある、ということはプレイヤーは皆知っているわけだ。オルタナティヴな世界はすでにあるわけで、パンドラの箱はもう開けられているんだ。

 多くの者がある展開を「正典」と考えているからと言って、個々のプレイヤーには何の影響もない。皆がアリスターは王になるべきだと考えているからといって、君のプレイスルーで彼が死んでしまった場合に、何を気にする必要がある? 君のゲームプレイは君のなした選択によって左右される。ゲーム以外の分野で、プレイヤーのゲームプレイと関連するかもしれない場所を完全に避けるなんて我々以外にはそもそも不可能だし、我々もそんなことはしない。(ウォーデン・ホークなどの)プレイヤー・キャラクターに特定の肉づけをしてしまうなんてことはしないが、それ以外は「あり」だ(fair game)。

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 あとはおつむのちょっとあれな「ファン」とのやり取りなんで省略。

 なにしろ、ほとんどの場合ゲイダーさんに「質問」してんじゃないんだ。「私のアリスターは、クースランド出身のウォーデンと結婚して、ああしてこおして・・・」とか、「私のウォーデンはレリアナとのロマンスが続いていて、だからああしてこうなって・・・」とか、要するに自分の(ストーリーの)話をしたいだけ。それは、「私だけのストーリー」はRPGではもちろんとっても大事なことだが、「自分以外」にも世界中に何百万のプレイヤーがいて、それぞれがお前と同じように「私のストーリー」を持っているということを、なんでわからんのだ!

 まともな「質問」としては、「そんなにアリスターが人気ならコミックじゃなくて、DLCを作ったらどうなのよ?」というもの。

 もちろん答えは、マンパワー(即ちお金、即ち時間)がかかりすぎるから。コミックは4、5人。DLCは60人。
 (コミックならアーティストの想像力だけで)新天地の物語をはじめられるが、ゲームでやるとなると環境設定も大変だし、プレイヤー・エージェンシー(ゲイダーさんがよく言う、agency。難しい言葉ですが、ヴィデオ・ゲームのプレイヤーはコミックの読者とは異なり、主人公を代弁・代行しうること)という複雑な問題も発生するから。

 最後に、アリスターDLCの可能性があるかどうか教えろと粘るファンに、以前、その可能性をほのめかしていたBioWareのシニア・ライターであるクリスチャンソン氏が応える。

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 「レリアナズ・ソングDLCをリリースするとき、私がほのめかしたかもしれないが、アリスターDLCの可能性はあったよ。グレイ・ウォーデンの「イージー・カンパニー」(気楽な仲間)的なやつで、ダンカンに弟子入りしたルーキー・ウォーデンのアリスターが最初の数ヶ月に経験する物語を念頭においていたよ。書いたら面白かったかもしれないけど、DLCは造るのが大変なんだ。でも、その話に関するエピソードは他のどこかで顔をのぞかせるかもしれないけどね。
 だから、じらすような話なのは申し訳ないが、我々一同、アリスターが大人気なのは良くわかっているから。そりゃあもう、存分にね。

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 お願いだから、DA2は、フェリシアのDLCで終わりにしないで!

 ちょっとだけ、メタ的な視点を追加。

 DnDワールドにも著名人・セレヴは存在する。だがこの手の問題はあまり起きない。大枠はワールド設定という物語で規定されているから。

 TRPGであれば、DM(ダンジョン・マスター)が個別にシナリオを考えるから、物語はローカルでパーソナル。CRPGになった場合でも、その大きな世界設定(グレイホーク、フェイルーン、エベロンとか)の中のごくごく限られた、ある一面を切り取っただけの物語であるとプレイヤーたちが了解している。「世界設定が主役」なんです。

 DAワールドは、まだそこまで成熟していないのだ。だから(TRPGで育ってきた)レイドロウ氏とかゲイダーさんがいくら「セダス世界が物語の主役」と口をすっぱくして言っても、まだプレイヤーに了解されていない。認知されていない。

 物語はどうしても登場人物を中心に動いていくし、多くのプレイヤーが注目するのもキャラクターにならざるを得ない。だから「アリスターがどうしたこうした」が重大な論点になってしまう。
 それはCRPGの限界かもしれないが、例えばNeverwinter Nightsでは、アリヴェスの物語は長い歴史の一ページであると認識されているわけだし、Baldur's Gateシリーズでもそう。

 ロア(lore、注)というとても翻訳の難しい言葉がありますが、DnDワールドはメタ的にそれがプレイヤーたちに共有されていたんですね。DAワールドはまだ若い。空白が多い。豊穣かつ潤沢なロアが蓄えられ、世界がおのずと動き始めるまでには、時間がいるんです。

 同じように、「スター・ウォーズ・サガ」が必死に空白を埋めようとしている。ずっと深みのある「スター・トレック」のような世界になんとか到達しようとしているんでしょう。

(注) loreの語義。

 a perticular body of knowledge or tradition (Merriam-Webster)

 accumulated facts, traditions, or beliefs about a particular subject (The Free Dictionary)

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