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2011年10月 4日 (火)

Circulation of Elite(4)

 もう一回書くと言って大変後悔しております。
 なかなかまとまらないのでDark Souls に逃避しておりました(笑)。

 ツヴァヘンダー?(ドイツ語不得意)なるものがようやく使えるようになって、クレイモアから切り替えてぶんぶん振り回しております。ざくざく肉を切られても骨を切る感じで(って亡者ってほとんど骨だけか)。

 私のプレイはともかく、GameSpotのケヴィンはじめ、大手サイトのレヴューが出揃い始め、軒並み好評のようです。IGNのレヴュアーのおねえちゃんの記事を読んでいてわかりましたが、やっぱりレヴュアー同志のコミュニケーションは(活発かどうか知らないけど)確実に取っているようです。
 よって、(少なくともDark Soulsに限って言えば)レヴュアー単独の独立した評価だけではなく、以前書いたデルファイ法のような(他レヴュアーの意見を参照して自分の意見を修正する機会が与えれる)評価になっているようです。
 まあ、ファミ通のクロスレヴュー(今もある?)なんてのも、編集者同士で意見交換して自説を述べていただろうからね。

********** 

 冒頭に載せていた、ブルックリン橋のウォールストリート占拠問題。
 今日(日本時間)になって、逮捕者は再結集。また同調者(共鳴者・同情者)が他の大都市にも拡がりを見せているようである。

 読売。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111003-OYT1T01429.htm

 産経の記事のほうはまだネットに掲載がないようだが、東京15版によえば、「抗議デモ、全米に拡大」となっていて、ボストン、シカゴ、LA、シスコにも「連帯」デモがおきているという。また「トウキョウを占拠しよう」というサイトもあるとか。

 現場には「私たちは99%」のほかに「銀行家はナチスのようだ」というプラカードがあったという。
 UCバークレーのサエズ氏によれば、上位1%(76万世帯)の年間世帯収入「最低値」は368千USD(約2800万円、っても極端な円高だからねえ・・・)。残念ながら上位1%にどれだけ富が偏在しているかについての記述はない。

 (今見たら載っていた。また続報も、とうとう「ゾンビ」が登場したらしいので載せておく)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111003/amr11100313310003-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111004/amr11100411090003-n1.htm

 「ゾンビ」のほうは、さすがにこの前書いた日本語の「金の亡者」って意味ではないだろうが、資本が人間を疎外する、資本家は生きたまま死人(しびと)、Dark SoulsでいうHollowed menになる、というならうまいシャレだと思う。

 まさかと思うが、もしかして気がつかない人もいるだろうから指摘しておくが、368千USDは、言ってみれば大リーグ選手の最低クラスの年俸程度の感じで、上は上で果てしないほどの広がりがある。だから上位1%の人の年収の「平均値」(mean)はこういうときには用いない。記事の学者は、(どれだけ所得が高額でもひとりはひとりとカウントするので)通常はそうした「外れ値」(outliers)があっても揺らぎにくい、頑健(robust)と言われている「中央値」(median)ですら適当ではなく誤解を招きやすいと考え、とても慎重になって「最小値」(minimum)を示していると思う。

  年収2800万円なら、自分280万円(560万円)だから十(五)倍かー、すごいね、なんて誤解しないように。逆に十倍程度の格差で済んでいれば、こんな騒ぎには絶対ならない。

 それからアメリカに限って言えば、キャピタル・ゲイン課税の問題が騒がれている。株式等の金融商品(証券化されているようだから区別する必要あるかどうかしらないけど不動産を含む)の売買益に課税されるもの。そのうち長期のものに対する課税が優遇されている。詳しくはそういうサイトは山ほどあるからそちらを参照。

 本当かどうか知らないが、日本語版ニューズウィークによれば、大富豪ウォーレン・バフェットは、自分の秘書(給与所得者)の所得税率(最大35%)よりも自分がキャピタル・ゲイン課税で納める税率が低い(15%)ことを嘆いたと言う。よってオバマ大統領に対し「私らからもっと税金を取ったらいいのに」と善人面してのたまったとか。

 一方で保守派に言わせれば、トップ1%はすでに連邦税の38%を納めているのに対し、ボトム50%はたった3%しか納めていないという。高額所得者にこれ以上負担させるなというわけだ。国を支えているのが誰かわかってんだろうな、オバマ、と。

 リベラル派バフェット、オバマに保守派がきれる。要するに二つのエリート集団のケンカである。

 実はデモ隊もエリート層予備軍だと思う。主張は「自分たちにも分け前をよこせ」だ。まるで排他的クラブのように「自分たちを入り口でシャットアウトするな」ということだろう。「富を平等に分配しろ」というニュアンスはまだ読み取れない。"Life is Unfair"というのはわかるとしても、それが度を超しているのは許せないということか。

 アメリカでもいまだに貧困問題は根深いだろうが、今騒いでいるのは「格差」、学生と失業者である。そもそも働いている貧困層はデモなんかに参加する暇も余裕もない。

 日本の「格差問題」とは、「非正規社員」問題でクローズアップされたように、主に低額所得者の数が急増している問題として捉えられている。だから「貧困問題」であるはずだ。

 具体的に所得どのくらいがそうか、というのは世帯で見るとか、そもそもどういう収入・所得であるとか色々慎重に考えなければいけないので他のブログに譲る(信じられないくらい数がある)。逆に世帯年収1000万円クラブなるブログもあるのでのけぞった。ダブル・インカムも含めるのであろう。「勝ち組」のつもりなのかもしれない。ま、余計なお世話かもしれないが言っておく。人生は長い。色々起きる(Life goes on.)。

 「貧困問題」の場合、主張は「自分たちがちゃんと食えるようにして欲しい」だ。

 だが、(アメリカの)エリート予備軍締め出し問題も、(今日の日本の)貧困問題も同根である、という話にもっていきたい。それから、アメリカの騒ぎは、なぜ「カラー革命」や「アラブの春」のような爆発的な活動にならないと思っているか、も言えるとありがたい。

 たぶん途中で挫折するだろう。だがDark Soulsで挫折はもう慣れっこだ。  

 

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