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2011年9月11日 (日)

PCゲーミングの現状と将来(3)

 本当に時間とお金があってセミリタイアできるものなら、株屋の嘘予測をせせら笑って逆張りで儲けたいくらいなんですが。できないことを夢想してもしょうがない。

 PCは死んだ? 死んでいなくてもいずれ地球上のPCは全部大陸国で生産される?

「富士通とソニーはPCを国内生産に切り替え。大陸は人件費高騰でやってられん。ロボットで高級品を作る計画」

 小学生はオンライン・ゲームをしない?

「スクエニ株軟調。ドラクエX発表で失望売り」

 へー。小学生が書いてるならまだしも、わかるんだー。
 ニューウェルじゃないが、将来を予測する「自殺行為」が商売だから大変だねー。昔の株屋は予想が外れたらビルの屋上から飛び降り自殺したもんだけどねー。

 三回目はBlizzardとParadox。巨大原子力空母(艦隊)と、魚雷艇(群)?

 いや、ほんとにのどかな業界だよな・・・。この両者が並んでるわけだ。

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 Frank Pearce, executive vice president product development, Blizzard

・(欧州PCゲーミング市場の特徴は)言語数。北米はUS一本。アジアは大陸国メイン。半島、台湾も重要ではあるけど。欧州ではすべての言語の国が同等に重要だが、ニーズも、適正ユーザー・レイティングの許可を得るのも違う。
 期待される動向やビジネスモデルでは欧州市場はUSと良く似ている。だがその規模、範囲、そして重要性は、ここ(gamescom)に大陸中から20万人もの人が集結している事実が物語っている。

(訳: Blizzardは伝統的に日本市場はバイパスしている。「単に受けないから」かもしれないが、理由は良く知らない)

・(最大の脅威は)脅威と見るかチャンスと見るかは問題だが、新プラットフォームが花盛りなことだ。潜在的脅威かもしれないが、同時にfacebookで80百万人がゲームを遊んでいる(会員数は500百万人で増え続けている)。みな潜在的PCゲーマーだ。facebookではじめてゲーミングに触れた人々を、もっと没入できる(イマーシヴで)ハードコアなPCゲームにうまいこと橋渡しするようにギャップを埋めることはチャンスでもある。

(訳: 無理でしょう。コアゲーマーは育つものではなく、生まれてくるものだから。彼らはすでにfacebookゲームに没入しています)

・(5年後のPCゲーム産業は)将来の予測はなんでも難しいね。facebookのようなソーシャル・ネットワークについては議論している。ソーシャルもゲーミングもPC上でやってるわけだから、ネットワークでより多くの情報に接したいとの期待は高まっていくのではないか。PCゲーミングで一番重要だと思うのは常時人々とネットワーク上で接続された経験であると考えているし、(訳:facebookでは人々は)友人や家族とのつながりがどれだけ重要か再発見しているわけだから。

(訳:まあBlizzardが言うと口幅ったいですな。WoWはあちらでは失業者のゲームですから。家族・友人とディスコネクトした人たちの遊ぶものですから。偽善者ぶってないで、もうちょっと気のきいたこと言ってほしいね)

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 へっ。やっぱわかっていても、USジェニュイン、巨大原子力空母型ビジネスを臆面もなく語られると、皮肉のひとつもいいたくなるな。
 世界ではUSと中国と、あと欧州の全部が大事。あのジャック・ウェルチ以降、USのビジネスの人間がまるで判で押したように同じことを言っている。ゴールドマン・サックスと見分けがつかん。

 Paradoxいけ!(笑) こういうことを判官(ほうがん)びいきという。

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. Fredrik Wester, CEO, Paradox Interactive

(欧州ゲーム市場とアジア・北米市場との違いは?)アジア市場はF2Pで牽引されている。北米と欧州は伝統的PCゲーミングが支配的だが、北米はダウンロード・ビジネスが優勢。トレンドとしては欧州・北米とも、F2Pに、あるいはブラウザ・ゲームに向かうのは間違いないであろう。

(最大の脅威は?)すべてチャンスにしか見えない。ブラウザ・ゲーミング、ストリーミング、インテリジェントTV。チャレンジがあるとすれば、すべてのゲームメーカーはイノヴェーティヴさを欠かさずゲーマーの興味を掴み取らねばならない、ということであろう。

(5年後のPCゲーム産業は?)ストリーミングは大きなインパクトだし、独立開発業者に今までないほどの成長チャンスを与える。これから5年、10年の間がゲーミングの歴史上も最もイノヴェーティヴな時代になるだろう。
 ゴー、インディーズ!

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 みじか。
 ストリーミングとは、OnLiveなどのことを言っているのでしょうけど、果たしてどうかな・・・。あぶない、「自殺行為」は避けよう(笑)。

 飽きてきたのでGuild WarsのAreaNetは省略します(笑)。ってBlizzardと同じことすんなよ!
 でも、GW2をいかに苦労して作ったか語られてもつまらんのよ・・・。

 はいはい。じゃあ一部だけ。

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Eric Flannum, lead designer, Guild Wars 2

・GWで重要なのは、欧州、大陸国、半島国。(訳:そこで売れてるからね)

・欧州ゲーマーも半島国ゲーマーと志向はかわらない。グラインドはどちらも嫌いだ。最近の半島国ゲームではグラインドの必要性が非常に減っている。(訳:はじめて聞いたぜ)

・(PCゲーミングに対する最大の脅威は)(訳:ここは大事だな)
 多くの人がコンソール機が脅威だというのだろうが、そうは思わない。そもそも脅威なんてあるのか。PCゲームは相当変貌してきたが、縮小したとは思わない。ここGamescomでも、Steamを見ても、「とても好調」としか思えない。PCゲームが死んだと吹聴して回っている輩そのものが最大の脅威ではないか。PCゲームのフォーカスが変わっているというだけのことだと思う。

 以前より小さなゲームになってきているが、素晴らしいことだ。小さなスタジオでハンドヘルド・ゲームを開発したいと思っている開発者たちが大勢いる。PCに移植されれば全く異なるオーディエンスを獲得する。大きなリスクをとることができるし、それはPCゲーミングだけじゃなく、ハンドへルドもXBLAでも同じだ。大スタジオが「ニッチ過ぎないか?」というゲームだって作ることができる。まったく健全なことだし、実験を通して何かを発明するのは素晴らしいことだと思う。

(5年後PCゲーミングは)
 多様性。10人から15人のチームで、デジタル・ディストリビューションがあって、大資金や大組織の後ろ盾はいらない。Minecraftのようにひとりで作ったゲームでも、今自分がやっている275人で作ったゲームでも、どちらも手に入るんだ。そしてイノヴェーションを継続していくのはPCゲーミングにとってとても重要だ。同じことを何度も何度も反芻しても、人々を喜ばせることにはならないんだよ。

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 「同じことを何度も何度も反芻しても・・・」

 マデン・フットボール(笑)。CoD(笑)。

 DA2はなぜOriginsのまんま作らなかったのか?

 どうしてドラクエをオンライン・ゲームにするのか?

 才能のない凡人は黙ってろってことだね。

 しかし、遊ぶPCゲームに全然困らないので逆に時間がなくて困ってしまうと書いたのは ついこの間でした。

 このGameSpotの記事をじっくり読むまでPCゲームが絶好調なんて気がつきもしなかったよ。

 
 
 

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コメント

 まあMMORPGにはまるとね…。
 ただWoWの場合で言えば、家族・友人と共に遊ぶ人は結構多いです。かつて私が所属していたギルドは、大体レイドを週4回、一回につき4,5時間程度掛けるようなスケジュールでしたが、およそ10-15%が女性プレイヤーで、半数以上が既婚者、中には3世代同居で祖母-母-息子が同時プレイしている一家もありました。
 他にも父親が仕事から帰ってくるまで学生の娘がプレイしていて「おとーちゃんが帰ってきたから交代するね」なんて日常茶飯事だったり。父親の監視があるから男どもも手が出せない(笑)。

 多分一番大変だったのは、EQ1やUOのようにゲーム内での時間の縛りがきつかった時代だと思います。当時はまさにEverquest Widowsなんて言葉もあったくらいで。理由は色々ありますが、一つにはレイド対象コンテンツをプレイヤー間で競争で取り合っていたため、占有が大変だったのと、キャラクターの育成に滅茶苦茶時間が掛かったのが大きいでしょう。
 そういうリアル時間に影響するコンテンツはWoWではぐんと減って、レイド対象のNPCもインスタンス生成されて他プレイヤーとの競争は無くなりました。キャラ育成も全然桁外れに楽になりましたし。
もちろん、リアルよりゲームを優先する(傾向の高い)人々であったのは否めませんが。例えば
「お前今日残業出来る?」
と聞かれて、
「すいません、先約があって…明日なら大丈夫です」
とレイドのために家に帰れる人達(笑)。恋人なら一緒にプレイさせてしまう。

 Facebookとのリンクについては、既に"Real ID"というBattle.netアカウントとの紐付けで可能ですね。距離的に離ればなれになった家族・友人とも、ゲーム内でコミニュケーションが取れるよ、という趣旨の代物です。アメリカ人はすぐビック・ブラザーがどうこうと騒ぎ立てますが。

 そういう幸せなMMO生活を送っている人ももちろんいるでしょう。ギャリオットだって講演で「ソーシャルはまずリアルの知り合いと遊ぼう!」と言ってましたし。正論過ぎますけどね。

 ドラクエXについて「小学生はオンラインを遊ばない」って決め付けてる人たちも、自分の身の周りで成立しないから言ってるだけでしょう。私は(自分ではたぶん遊ばないけど)それこそあなたのいうようなパターンで「家族とか仲間と一緒に遊ぶんじゃねえの?」に逆張りしときます。非同期なのが味噌。もちろんビジネスとして考えると出てもいないWii Uは確かに不安要素なのはある。

 でもWoWはサブスクライバー12百万人、ギリシャ、ベルギーの人口超えてますからね。そんな人数がみんな幸せだったら世界は変わってる気がする。やっぱ大多数は・・・。

 この人エグゼクティヴVPだから、今時facebook絡みで気のきいたこといわないといけないってことでしょうけど、家族・友人との関係どうのこうのはBlizzardが言うことじゃないよね・・・、という趣旨ですけどね。どこであってもゲーム会社が言うことじゃないですよ。任天堂と違って「あこぎな商売をしている」っていう自覚がないというか、隠しているのかもしれない。
 
 GW2のリード・デザイナーが「健全な開発イノヴェーションが大事」というのはうなずけますけど、「ゲーミングが健全?」ていうのは・・・。すみません、私はその発想ないわ。あくまで不健全でいかがわしいものだもん(笑)。

 ValveのニューウェルはPCテクノロジー、あるいはゲーミング業界に絞って話をしている。あの人は馬鹿みたいに頭がいいから「文化への影響」なんて決して口にしないでしょうしね。ソニーとか任天堂、あるいはMSがそんなこと言い出したとたんにダメになると思いますけど、まあ私の勝手な意見です。

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