フォト
無料ブログはココログ

« PCゲーミングの現状と将来(3) | トップページ | 【DA2】メイジ主人公編(36) »

2011年9月12日 (月)

【DA2】メイジ主人公編(35)

 Dragon Age IIのプレイスルー記事です。ネタバレ注意。

 本文は「続きを読む」の下。









 ホークとライヴァルリー満タン寸前のメリル編。

 Act2では、あのメリルがどうしても入手したかった、部族に代々伝わる財宝のナイフを渡していませんので、彼女は一度完全にキレています。

 世間知らず(low-wisdom)の賢い子(high-intelligence)がキレるとどうなるのか。想像もつきませんな。つか、近寄りたくないな。

 ですが、ロマンス関係でもない、ただのフレンドシップ関係のメリルとの絡みは実は全然面白くない。ライヴァル関係だと俄然面白くなっちゃうんですね。

 過去画像見ると次のふたつのシーンは発現の順序が入れ違いになっているが、おそらくこの順番であるべきでしょう。ライヴァルリーがずっと満タンなのでクエストが一斉に発現しちゃったのかな。

Screenshot20110508020424927
「ドレッド・ウルフに持ってかれちゃえばいいのに。この役立たずのガラクタ。
 動かない! これのために何年も費やしてきたのに、この忌々しい鏡ったら何の光も返さない!」 

 ぼのぼの君の「しまっちゃうおじさん」を思い出しました。

Screenshot20110508020437609
「どうしてここに来たの? キーパーに何か言われた?」
「怒っているのは知ってる。でもあなたのためを思ってしてるのよ」

Screenshot20110508020446990
「子ども扱いはやめて!」

Screenshot20110508020450302
「あなたでも、マレサリでも、他の誰にでも面倒を見てもらう必要はないわ!」

Screenshot20110508020456715
「私はこの鏡でエルフのみんなを救うの! ほっといて頂戴!」

Screenshot20110508020459719
「ほんとに一人きりにして欲しいの?」

Screenshot20110508020503743
「どうして誰もかれも、私が『ほっといて』って言うと『本気か』って聴きなおすの?」

 お、ここポイントっすね。メリルの物語の本質ついてますね。(道理に聡(さと)いと思っている)自分と(世間知らずであまりに頼りなさげとみる)周囲のギャップ。
 思春期(反抗期?)特有の行動パターンか。

Screenshot20110508020509859
「私はエルフの民の文明を再興するため何もかも捧げたわ。そしてあなたはその私の献身を丸ごとゴミ箱に捨てたの」

Screenshot20110508020515975
「私のためを思ってると言ったわね・・・、でも今はひとりでいたい」

**********

 ところが、次に会ったときにはやはりホークの力が必要だと。

Screenshot20110507115123879
「自分でも何言ってるか信じられないけど・・・、あなたの助けがいるわ」

Screenshot20110507115129694
「エルーヴィアンは動かない。あなたはしてやったりと喜びで胸がはりさけそうじゃなくて?」

 逆恨みの構図。確かに、やったほうは軽い気持ちだったっていうのは受け手の憎悪を拡大します。

Screenshot20110507115144406
「この事の発端、最初に私に手助けしてくれたスピリットのところに会いに行かなくちゃならない」
「ディーモンを呼び出すだけが鏡を直す唯一の手段じゃないかもよ。他に何かを知ってる誰かがいるに違いないわ」

Screenshot20110507115150761
「エルーヴィアンは、アーラサンが滅亡する前に喪われたのよ。何かを知っている存在はフェイドの中にしかいないの」

Screenshot20110507115158029
「スピリットを呼び出そうとしたけど、聴こえてないみたい。彼はサンダーマウントのアーティファクトに閉じ込められている。そこに会いに行かないと」

Screenshot20110507115206794
「でも・・・、万が一間違いがあって彼が私に憑依したら、あなたに私を打ち倒して欲しい」

 それが「たったひとつの冴えたやり方」?
 いやいや、「やってはいけない最後の手段」でしょう・・・。

Screenshot20110507115211755
「鏡のためにアボミネーションになる危険を冒す? そんな価値なんてあるの?」

Screenshot20110507115217321
「このエルヴェーンのアーティファクトを動かせるなら、私たちの喪われた歴史のほんの些細な欠片ひとつでも手に入るなら、どんな危険だって見合うわ」

Screenshot20110507115225348
「あなたしか当てにできる人はいないのよ」

Screenshot20110507115227764
「アルリンホルムを私に渡さなかったのは、誰も傷つけたくなかったからでしょう? だったら一緒に来て。皆を危険から守りたいなら」

Screenshot20110507115240346
「マレサリに会いに行きなさい。ディーモンを召喚せずに済む方法を知っているかもしれないわ」

Screenshot20110507115242910
「キーパーが助けてくれるはずないわ! そもそも一番はじめに、どうして私があのディーモンを探し出さなければならなかったか、わからないの?」

Screenshot20110507115248723
「どのみちあそこに部族はもういないわ。キーパーを見つけることはできない」

**********

Screenshot20110508184441449
 いますね。マレサリの部族はずっと留まっています。

Screenshot20110508184446518
 なんで、こんなところにいつまでグズグズしてるんだと、メリルがなじりますが・・・。
 理由はもうご存知ですね。あんたのせいなんだよ。

Screenshot20110508184455736
 遣り残したことがあるから。

Screenshot20110508184520627
「デーリッシュの誰かがアボミネーションになってしまったら、どう対処するの?」

Screenshot20110508184524670
「デーリッシュがなにか奇跡を起こしうると期待しているなら、娘よ、失望させることになるだろう。
 たとえディーモンを追い出すことができたとしても、魂は傷ついたままだ。決して元通りにはならない。真の意味ではな。
 あたかも傷ついた獣のように、やがて屍肉漁りの手にかかる。死以外の癒しはない」

Screenshot20110508184548508
「あなたのファーストが、鏡のことで助言を受けるためディーモンを呼び出すといっています」

Screenshot20110508184552908
「そんな言い方する必要あるの?」

 あるだろう。って他にどう言えっつうんじゃ?

Screenshot20110508184600129
「それを食い止めるために、私はできうる限りのことはしてきた。だが私の力の及ばぬこともあった。
 私がしくじったところ、そなたはうまく切り抜けてもらえると有難いのだが」

 had rather, はwould ratherと同じ「・・・のほうがいい、好ましい」ですが、テンスがめんどいね。

Screenshot20110508184609685
「私ができるかぎり時間を稼ぐ。彼女と話をしなさい。そして彼女を窮地から救っておくれ」

 結果知ってると意味もわかりやすいですねえ。
 

Screenshot20110508193155797
 山頂に向かう途中のアルターでは、

Screenshot20110508193203173
 母なるミサル神への祈り。

Screenshot20110508193210380

Screenshot20110508193227020
 ミサル神の話はやっていなかったと思うのでやっておく、。

 守護者、創造主らの母、月を空に掲げた者、全ての神の中の最高の賢者。
 復讐の神エルガーナンが父である太陽を打ち破ったとき、地上は闇に包まれた。万物が滅亡の危機に見舞われた。
 ミサルが現われ、エルガナーンを宥め、太陽を再び天空に復活させた。
 爾来、エルフの民は主語を願うときがあれば必ず彼女に祈る。

 エルガナーンとミサルは、エルフの神々を率いるカップル。

Screenshot20110508193249764
「何も心配ないわ。何も起きない」

Screenshot20110508193301101
「ミサルが微笑みかけたなら、何も怖れることはない」

Screenshot20110508193305327
「でもミサルを怒らせた者は、この地上から叩き出される・・・、まるで最初から存在していなかったかのように」

 ヒューマンを中心に信仰されるチャントリーの宗教は、リアル世界の一神教に近い形。
 エルフの宗教にはパルテノンがあるので、リアル世界の多神教に近い形。

 例の「ふしぎなキリスト教」(講談社新書)という書籍もようやく読み終わり、そのほかにもまたおいしいネタがたまってきたのでどこかで書くつもりですが、ちょっとだけ面白い話。
 「一神教」ってのは必然的に「不在の神」なんですってよ。

 (一神教でいう)創造主がおつくりになったこの世界は、それでひとつの完璧な完成品であり、「作品」であるから、そこに神が存在するわけがないんですね。作品中に作者は登場しないわけだから。だから必ず「不在」。

 たまーに、気まぐれにちらっと箱庭の様子を見に来ては「あーっ、なにこれ、虫わいてんじゃん!」って手を入れたり(ソドムとゴモラ)、もう手ぇつけられへんとなったら、最初からやり直すため全部ガラガラガッシャン、チャイにしちゃったり(ノアの箱舟伝説)。それがオール・マイティー。

 一方で多神教、それも日本の八百万(やおよろず)がすげーわかりやすいけど、この世のそこここに神が存在する。つうか森羅万象に宿る。
 そして結構、怒りっぽい。嫉妬深い。へそ曲げやすい。手続きにうるさい。(これらはギリシャの神話でもおわかりでしょう。神様っていうより、陰謀公家とか規制官僚の感じですよね)
 だから人間は、地鎮祭、起工式、新年祈願、年がら年中なにかあったらやたらと神様に祈る。宥めすかして、媚を売る。
 
 人間や動物と神様が共存しちゃってんですね。ギリシャ神話と日本の宗教観とはもちろん共存レベルは違うけど、「一緒に存在している」のは同じ。

 でも日本の場合、人間側の発想に重大な違いがある、っていう話もとてつもなく面白い。
 例えば上述のエルフがミサルに祈るのは「加護を得るため」。「お救い下さい」、「お守り下さい」ですよね。まあ、どの宗教でも大体一緒ですね。ブレス(お恵み)か、プロテクト(ご加護)か。

 日本の場合の神様へのメッセージ。「邪魔するな」なんですって!
 こんだけ祈ってやった、酒も米も肴も上納したべ。んだから人間どもに「余計な口出すなや」なのだそうだ。

 上述の書籍は、宗教関係者からかなりのヘイト集めているようで、そう言う意味でも面白い書籍だ(笑)。宗教関係者がことごとくナットクするような本、誰が読むんだろう? そしてAmazonでヘイトにまみれたレヴュー書く以外やることない暇人の宗教関係者ってどうなんだろう? 売れっ子教授への嫉妬にしか思えないのが笑いを誘います。

 ん? ああ、メリル編?
 この先、とてつもなく暗いんだよな。

 次回だな(笑)。

 

 

« PCゲーミングの現状と将来(3) | トップページ | 【DA2】メイジ主人公編(36) »

Dragon Age II」カテゴリの記事

ゲーム」カテゴリの記事

コメント

> 日本の場合の神様へのメッセージ。「邪魔するな」なんですって!
わははは、おもろい!その本読んでみます。

 随分以前のマンガですが、山岸先生の『日出処の天子』という作品で、
「神とは祟るもの。我々は神々に祟られぬためにも神を祭る。それでも神に祟られてしまったなら(略)、祟りを払ってくれる者が必要になる。それが仏だ!」
という台詞がありました。これの元ネタは梅原先生の『隠された十字架』ですね。
 神々の怒りを無辜の人間が受ける、というのはギリシャでも北欧でも割と良くあるのですが、日本の場合は理不尽に殺された人間が神となって祟る。これは海外ではあまり聞いたことが無いような気がします。

> 結果知ってると意味もわかりやすいですねえ。
これはほんまにお言葉の通り。

えっ!あのプライドディーモンの台詞はホーク宛だったんですか!!わからんてそれ。凝りすぎ(笑)。

>わははは、おもろい!その本読んでみます
 そこだけに興味がおありなら、全体350ページのうちの3ページくらいなんでもったいないですよ! 

 正しくは「日本人が神に支配されたくないのは、その分自分の主体性を奪われるから。日本人は主体性が大好きで、努力が大好きで、努力でよりよい結果を実現しようとする。その努力をしない怠け者が大嫌いで、神まかせも大嫌い。と考える人びとなのです。だからカミが大勢いる。カミが大勢いれば、カミひとりの勢力はそのぶん殺がれる。人間の主体性が発揮しやすい」だそうです。

 こっちはこういう比較文化論的な面白い視点が読みたいのに、ヘイターが重箱の隅つついて騒いでるみたいです。暇なヘイターはどこでもいますねえ。

>梅原先生
 祟り神、穢れ、言霊、日本独特の発想ありますよね。梅原先生は一時期没頭して色々読みふけりました。「祟り」というとすぐ「迷信深い暗愚な古代の発想」という見方になりがちだけど、昔の人々は祟りを回避するために相当戦略的に知恵を絞ってますからね。

 プライド・ディーモンのセリフは、ふつうなら好戦的ローグですぐ試すのですが、このマレサリの関係のクエストはあまり繰り返したくないので逡巡してしまう・・・。
 実はマレサリが実行したのが「たったひとつの冴えたやり方」だったんですよね。せつな過ぎる。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1382435/41647140

この記事へのトラックバック一覧です: 【DA2】メイジ主人公編(35):

« PCゲーミングの現状と将来(3) | トップページ | 【DA2】メイジ主人公編(36) »

Dragon Age 2 プレイスルー

2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31