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2011年5月15日 (日)

【DA2】ゲイダー氏、ロマンスについて語る。

 Dragon Age IIのプレイスルー記事です。ネタバレ注意。

 本文は「続きを読む」の下。

 ということで、まだこれでもロマンス成就ではないようですが、ひとりめ主人公は、とりあえずイザベラとここまで行きました。

 公式フォーラムには、レジスタード・ユーザーの専用掲示板が出来ているので、最近ではそこしか読まない。まあ、少なくともDA2のゲームを買った連中のグチや意見はきいちゃろうやないか、ってことで。

 丁度ゲイダーさんがそこでDA2のロマンスについて語っていた。

 「DA2のロマンス・・・。どうなんだろう?」と感じている向きには参考になるかも。

 このブログではまだ触れていない部分の話も非常に遠まわしにおぼろげながら出て来ますが、これでネタバレされたというなら、その推理力というか洞察力を活かしてゲームなんかやめて他のことやってください。

 ただし、誰がなんといってもDA:Oのロマンスには、開発者がどこまで意図したかどうかわからないが、ほんとに奥深いというか、作り物とは思えない(ああ違う、作り物そのものの)味わいがありました。DA2のは仕組みとしてはマニュアルどおりの恋愛かな?

 http://social.bioware.com/forum/1/topic/304/index/7288558/1

 OPのも長いけど、みんなこの手のネタはとにかく長い。一家言があるらしい。

 OPの意見をかいつまんでいうと、DAにロマンスがあるのは味付けとしていいと思うが、DA2のLI(ラヴ・インテレスト、ロマンス対象)は風変わりすぎる。普通のロマンスがないのが気に喰わない、という感じかな。ひとりひとりについて、ロマンスの対象になり得ないというお話。

 途中からアンダースは人としてどうか、メリルは人、もといエルフとしてどうなのか、と話がずれていくが、ゲイダーさんがロマンスについて答えている。

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(開発者は、本当にこれらのキャラクターとロマンス関係を持ちたいと思ってるのか? 答えがノーなら、次回作では不気味だったり、頭がおかしかったりしない普通のキャラクターを用意してくれ。答えがイエスならカウンセラーを紹介してやる)

ゲイダー氏: それについて答はしないし、フィクションでロマンスの関係となる登場人物が、現実社会で自宅に招いて両親に紹介したくなる人物であるケースは稀であるとだけ言っておく。だからフィクションなんだが。

 DA2に登場する全てのキャラクターについて、ロマンスの関係となったら面白いかもしれないという理由を思いつくことはできる。だが(訳:実装できる)数には限りがあるわけで、我々は一番面白そうなメンバーを選んだわけだ。我々がYではなくてXを選ぶほうがみんな幸せだったという前提を置いているなら、それは間違いだ。その場合今度は、Yとロマンス関係にならないことに対する不満を持つ人がいるから。

 つまり、そのように単純なことだ。ロマンスとはかほどさように個人的なものであり、主観的なものであり、万人を納得させることなどできない。私などはそうなるように努力をはじめようとすらしない。仮にそうしたなら、みんなヴァニラ・プリンのロマンス版を手に入れることになる。もちろんヴァニラ・プリンが好きな人もいるだろうが、私はそんなの書きたくないよsmilie(スマイル)。

**********

(デヴィッド・ゲイダーへの質問。ロマンスを書くときは特定の典型を念頭においているのでは? そうすることでキャラクターの人格を早めに固定でき、潜在的な混乱を回避できるから。ロマンスのゴールはそれぞれ特別で際立っているものではあるが、皆ができるだけ満足できるものにすることではないのか?)

ゲイダー氏: 特定の典型は狙っていないが、とどのつまりそこに落ちつくことがあるのは否めない。なぜならキャラクターがそういうふうに動くから。それぞれのロマンスが別個の基盤に拠っていることを確かなものにするため努力してるといえば・・・、例えば「フェム・ファタール(魔性の女)」タイプのキャラクターがふたりいたら、そのうちひとりだけロマンスを用意するか、あるいはもうひとりは特に違いを際立てるようにすることだね。そう言う状況ですら、ライターはインスパイアを受けることが多く、特定の狙いに落ち着いてしまうことは少ない。

 典型は便利だが、私の経験上、キャラクターを造り始める際に「エルフが必要だから、この男はエルフだ」とか「もう『良い女』がいるから、このキャラクターは『悪い女』にしよう」などとして、それに頼りきってしまえば、結局それだけのものになってしまう。そういう方法は私はとらないし、同僚のライターも誰もやってない。

 ああ、結局スレッドを脱線させてプリンにしてしまったようだね。
 でも、いいだろう。プリンはそんなに居心地の悪い場所じゃないよsmilie

**********

(共感の問題であると思う。(共通点などの)関係性の希薄なコンパニオンに共感を抱くことは出来ないから。ライティングに対する私の見方が問題なのか、それともライティング自体に問題があるのか。多くのものごとと同様、答はその中間だと思う)

ゲイダー氏: 言ってることはわかる。だが、そこがストーりー全体とキャラクターたちが絡み合っていくところそのものだ。人によっては両者は同じものと看做すだろうし、それはいいことなのだろう。お互いに相補う傾向があるから・・・、もし君がキャラクターに理解を示すことができたら、ストーりーにも理解を示していることになる。逆にストーりーに理解を示せれば、キャラクターにもそうすることができるだろう。

 色々な点で、DA2のストーリーはとても容赦のないものである。共感の余地は多くはない。それは君の言うとおり、もちろん主観による。ただ、私はそのどちらかの立場に、あるいは双方共に共感できない人々がいることは間違いないと思っている。なにも我々が「正しい」方法なんかこの世にはないんだ、と言っているのではないし、実存ドラマをやってるわけでもない。だが我々は「どんちゃん騒ぎの冒険談」はやめようと決めていたし、それにつき物の軽いのりも避けようとしていた。人によっては、もちろんそこが気に喰わないということもあるだろう。

(訳注:訳してるとわかりますが、ほんと暗いですよね・・・。笑えるシーンは少ない)

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(フェンリスがDA2の物語に果たす役割の意味が本気でわからない。ME2のテインもそうだったが、まったくいなくて問題ないのではないのか? それとも私が何か見落としているか?)

(訳注: フェンリスにテイン。なぜこう並んでいるかというと、両者とも圧倒的に女性ファンが多い。フェンリスにはすでに「フェンガール」なる一派がいるそうで、フォーラムに不用意なことを書くと各個撃破されるらしい。テインも確か、テインを不治の病から救え!なるキャンペーンがME2のフォーラムで盛り上がっていたと記憶している。つまり質問者が男性とすれば「やっかみ」とも受け取られるし、その点はそうではないとご本人断っているのだが私の訳で省略した(笑)。だってやっかみだろ?)

ゲイダー氏: フェンリスが物語の中で担う役割はとても明らかなんじゃないかな? メイジに対する批判をはっきり表明しているのは彼だけであるし、それは自分の経験に基づいている。彼のセリフのいくつかには、テヴィンターではメイジが優遇されていると考えたり、チャントリーよりメイジ自身に統治させたほうがずっといいと考えたりする人たちにとっては、「ぜひ読むべき」ものがある。

 言うならば、彼は「プロット」自体には確かにコミットしていない。だからこそ、彼は「オプショナル」なのだ。

(訳注:フェンリスが最初にギャロウズに訪れるときの長いお話がありました。下のリンクがその部分。ここら辺が参考になりそうです)

http://vanitie2.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/da2-4a85.html

**********

((ゲイダー氏はすべてのメイジが悪であるかのように主張していると考えるのは間違いで、ただのライターで話を面白くする立場の人だ、と別の人に指摘された後)、フェンリスはテヴィンター、メイジ、マジックに関する頼るべきガイドであり、その行動パターンから見ても、ゲイダー氏の言っていることは曖昧などではないのではないか?(メイジは悪だという主張をしているのではないか?))

ゲイダー氏: 頼るべきガイドとは言っていない。ただフェンリスは主張をしているし、テヴィンターについて云々述べている者たちは彼の発言を読んだらいいといっている。なぜならそういう者たちのフォーラムでの発言のほとんどは憶測に基づくものだからだ。

 もちろん、君たちが文章に書いてあるものではなく、行間を読むことを妨げることはできない。その場合、そうだね、ウラー、メイジは悪だ、皆殺しだ。

(訳注:フェンリスはメイジ皆殺しなど一言も言っていない。チャントリーで管理せよという主張。もちろんダナリアス一派は追跡してくる限りその範疇にはない)

**********

 まー、どこがロマンスの話なんでしょう? ということになっちゃってますが、結局、プロットとストーリーとキャラクターと、切り離せないんで、こうなっちゃうというか。

 今回の4人のロマンス対象、一癖も二癖も・・・、どころじゃない、「不気味」から「頭がおかしい」までの間に分布しているそうだ。
 だが待ってくれ。

 DA:Oだって、4人とも「変」じゃなかった? 
 まあ、言ってみればアリスターが普通っちゃ普通か・・・。どうかなあ。

 ME2なんて、ロマンス対象はエイリアンだよ、エイリアン。

 つまり、DA2で揉めているのは見かけとか、暗殺者(レリアナ、ゼヴラン)とか、フレメスの娘のはぐれメイジ(モリガン)とか、そういうことじゃないんだな。

 「愛は盲目か?」というテーゼ(セシス、命題)に、ことごとく「ノー」を突きつけているのであった。
 まー、こんなんで揉めてるくらいが平和です。

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