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2011年4月 4日 (月)

【DA2】エネミーズ・アマング・アス

 Dragon Age IIのプレイスルー記事です。ネタバレ注意。

 本文は「続きを読む」の下。

   テンプラー/メイジ/ディーモン編続きます。続きますっつか、大抵そのネタですね。

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 アクト1開始早々のずっと昔に出会ってるはずの女性、ミーシャ。

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 誰か弟を助けてくださいと懇願する。

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「心配ご無用、弊方、人助けと人殺しが専門分野です」

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「え? あの、人殺しなんて頼んでないんですけど・・・」
 ほんと、誰に対するジョークなんだろうね。

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 彼女の弟ケランはテンプラーの新入団員で、それはもう得意満面だった。
 だが姉は、入団にはゼッタイ反対で、思いとどまるよう何度も諭していた。
 テンプラーと騎士隊長メレディスに関する黒い噂は彼女の耳にも届いていたのだ。
 そして弟は行方不明となってしまった。

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 メレディスには熱狂的な信奉者も多い。彼らはメイジの隔離に妥協を許さない騎士隊長の姿勢を賛美する。
 一方で、彼女のやり方があまりに苛烈で、慈悲の欠片もないことに眉を潜める向きもある。彼女にとっては何が起きても全部ディーモンのせいなのだという。

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「こんなところでヒソヒソ話をするだけでも怖いわ」

 脱走メイジをかくまっていた者は、誰知れず姿を消している。テンプラーは道行く者誰であっても尋問し、恫喝している。
 ミーシャの友人のいとこもメイジだったが、無理矢理トランクィルにされてしまったという。ここでは、その手の噂にはこと欠かない。

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「それで、テンプラーが弟さんを・・・、え? 殺して食ってしまったとでも?」

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「メイカー、お許し下さい! ただ、弟からの便りがぷっつりと途絶えたままなんです。
 心配になって面会に行ったら、騎士隊長メレディスに放り出されました。何ひとつ教えてくれない」

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「確かに厄介ごとに巻き込まれてるみたいだな。何をすればいい?」
「ギャロウズに立ち寄ることがあったら、ウィルモッドとヒュー、同期の新入団員たちにたずねてもらえませんか」

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「メイカーの祝福を。この者の足取りを見守り下さい」

********** 

 プロローグで訪れたギャロウズ。この地のサークル・オヴ・メイジャイが立地していることから、カークウォールではただでさえ人数の多いテンプラーたちが、特にたむろしているところだ。

 ギャロウズでは、フェンリスを連れて歩いていると面白い場面がある。寄り道になるが、他に触れるところもないので、ここで。

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「帝国の外にもサークル・オヴ・メイジャイがあると聴いてはいたが、実際立ち入るのははじめてだ」

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「お主、ここに立ち寄るのは本当に賢明か? つまり妹君を伴って・・・」

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「ひとりくらい余分にメイジがいたって、テンプラーは気にせんだろ」
「ふうむ。かもな」

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「私、そこら中に火をつけて回らないように、がんばる」

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「よしなさいっつの、フォローになってないから」

 ホーク、ツッコミもできるのか。

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「ここはむしろ監獄の風情だな。俺の知っているサークルより役に立つとも思えんが」
 
 テヴィンター帝国のサークル・オヴ・メイジャイもかつてはここと同じだった。マジスター連中の堕落や弱みを見逃さないようにチャントリーが厳しく監視していた。
 だがマジスターに自治権が与えられ、テンプラーは法の執行のみ司ることに体制が変わると、事態は一変した。

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「その後の展開は不可避であった。以前よりもさらに強大な権力を握ったマジスターの統治となった」

 不可避。イネヴィタブル(inevitable)。DA2の根底に流れるテーマです。

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「チャントリーはどうしてわざわざ支配権を手放したんだ?」

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「テヴィンター帝国では、魔法の扱いがここと違うのを知らないのか」

 帝国のメイジであるマジスターたちは、何世代もの間血統を純化してきた高貴な家の出身である。
 かの地のチャントリーは惨めな農奴を抑圧しようとしてたのではなく、最も有力な一派との権力闘争を繰り広げていたのだ。
 フェンリスによれば、チャントリーによって帝国の権力が大きく削がれたと広く吹聴されている話は誤りだ。
 チャントリーがアンドラステの聖戦によって掌握したのは帝国の南部地方だけで、北部は手付かずであった。
 最終的に帝国はチャントリーに屈したが、条件付きの降伏であった。マジスターの影響力は保持していたのだ。

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「帝国はその後何世紀もかけて喪った領土を奪還してきた。一進一退を繰り返しながら」

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「まるで全てのマジスターが悪みたいに話すじゃないか」

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「確かに誘惑に打ち勝てるくらい善なる者、気高き者もおるだろう。だが人を堕落させるためには、大した数の誘惑など必要ないことくらい、お主にわからんか?」

 テヴィンター帝国ではブラッド・メイジは珍しくもない存在だ。最下層のアプレンティスから、頂点を極めたアルコン本人まで例外なく。

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「ふーむ、ダナリウスの受け売りが過ぎたようだ。
 確かにかの地でもブラッド・マジックは禁止されている。だが連中の微笑みと、締め切られた扉の内側では・・・、それはまた別の話だ。
 帝国のマジスターを目指すということは、栄光を追い求めるということだ。帝国内で権勢を極めるということだ。その代償など何でも受け入れるだろう」

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「ここでも同じことが起きると?」

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「メイジに自治権を与えたら? 当たり前であろう。
 やむにやまれなくなれば、メイジが最後の手段としてブラッド・マジックに手を出すのは避けられん」

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「メイジにとって理由は正義、復讐、保護、なんでもいいのだ。そして道を踏み外す」
「メイジは監禁しなければならないということか? 」
「帝国の例は何の答えにもならないと言っているだけだ。アンドラステが大昔に成し遂げようとした魔法による専制の阻止という偉業は、今も未完のままだ」

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「魔法による専制! まるでドラマの題材ね」

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「俺たちの故郷でも、アーラサンの遺跡でも見てくるといい。ドラマがどうとかは、それから口にしろ」

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「権力は腐敗するというが、メイジはもう十分な権力を握っているのだ」

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「見てきた限り、どの道ここのサークルはメイジをまったく管理できていないけどな」

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「では他にどうするのだ。
 自由はたしかに高貴な理念だ。だがここに抑圧などはない。あるのは・・・、恐怖と危険だけだ」

 フェンリス、雄弁。
 これだけで記事にするべきだったか。

 クエストのほうは次回に続く。

**********

 長いついでに追加。

 Originsはあくまでフェラルデン王国を救うぞ、というお話でした。
 レリアナがオリージャン(オーレイ人)、ゼヴランがアンティヴァン(アンティヴァ人)、ステンがクナリ、(オーグレンはオーザマー出身)と異国民も登場しますが、内容はあくまでフェラルデンの物語。

 DA2では、ホーク一家がフェラルダン(フェラルデン人)ですが、ヴァラエティは同じように拡がっている。

 アンダースはフェラルダン。
 アヴェリンは、父がオリージャン。
 イザヴェラは、リヴァイニ(リヴァイア人)、アンティヴァにも長く逗留。Originsではあのダンカンがリヴァイニでした。浅黒い肌の色をしていましたね。
 フェンリスは、上記のようにテヴィンター帝国領土で生まれた。
 ヴァリックは、オーザマーを訪れたことはなく、生まれついてのフリー・マーチャー。
 メリルはデーリッシュですが、部族はフェラルデン国内を長く放浪している。 
 セバスチャンは、スタークヘイヴン。フリー・マーチズの北部にある都市公国の生まれです。

 オーレイ=フランス、アンティヴァ=イタリア、ネヴァラ=スペインという地球の中世欧州のアナロジーなのはデザイナーも認めていますから、フリー・マーチズは地中海のヴァルカン半島あたり、ギリシャとかあの辺という感じなのかもしれません。

 (追加)ちなみに、フリー・マーチズという名称は、「国境なし往来自由」という意味ですね。マーチズは「国境」をも意味します。

 そしてフェラルデン=イングランドであるので、戦乱か疫病を逃れ異国の地に流れ着いたのがホーク一家とも読み取れる。

 クナリはモンゴル帝国にも近い感じがする。戦争、火薬の技術に長けていることもそうですし、Qun(クン、キュン)という独特の世界観が(欧州から見て)東方の文化を想起させる。
 モンゴル帝国の進軍を東で食い止めたのが鎌倉武士なら、西ではケルン騎士団。
 テンプラー騎士団がクナリの侵攻を食い止められるとも思えないが・・・。

 そうなるとテヴィンター帝国はどこだ、という話になる。

 開発者は敢えて触れていません。ナチス・ドイツとのアナロジーを避けるためかどうかわかりませんが、ドイツに対応するアンダーフェルなる国はセダス北部にあります。ですがグレイ・ウォーデン発祥の地という以外、あまり物語に登場しません。アンダーフェル人は「アンダース」ですが登場人物のアンダースとの関連はわかりません。

 そうなるとロシアが残る。ナチスもソビエトも中世欧州とは関係ないけど。
 まあ、そういう感じで「魔法の専制」と現実の地球での出来事との関係性はウヤムヤになってる。

 これまでスペインに対応するネヴァラがあまり活躍しない。ウィンターズのような傭兵連中が出てくるし、一時期ドラゴンをセダス全土で絶滅の危機に追いやったのもネヴァラのドラゴン・ハンターなのですが、主要登場人物ではまだひとりしかいない。

 シーカー・カッサンドラ。

 ネヴァラの影が薄いのはメイジ狩りと、スパニッシュ・インクィジッション(宗教裁判)、魔女狩りとのアナロジーを避けてるんだろうなと思ったが、カッサンドラはもろにそれを想起させる審問官役で登場した。

 (ついでにいうと、ドラゴン絶滅の話もコンキスタドールのアナロジーだと思う)

 個人的には、これもかなりコントラヴァーシャルな話だと思うんですが。

 

 

 

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