フォト
無料ブログはココログ

« 【DA2】GameSpotレヴュー(2) | トップページ | 【DA2】誰がクックロビン殺したの? »

2011年3月 9日 (水)

【DA2】GameSpotレヴュー(3)

 GameSpotのスコアは、PC/X360/PS3とも8.0のようです。マッキントッシュは未評価。

 親の敵のように訳した。

「続きを読む」の下。

 いずれにしろ、各パーティーメンバーは、それ以外の大小さまざまな登場人物もいうに及ばず、極めて見事なヴォイスアクティングと、熟達のシナリオによって支えられている。フェンリスが不快さのため唸る場面は、聴いているほうまで身もだえしたくなるほど恐ろしい。

 普段は堅物のアヴェリンも、ロマンスについてのアドヴァイスをたずねられると、落ち着かない気分を表現するかのように声に躊躇の色が出る。改良されたフェイシャル(表情の)アニメーションによって、表現の豊かさはさらに増し、Mass Effect 2の域には達していないが、優しさ、攻撃性、悲しみを十分に伝えてくれる。

 仲間の冒険者とより深い関係になりたいならギフトを渡すこともできるが、この部分は、Originsで経験できたような、行為の結果が込み入って予想できない複雑さを除去してしまった一例だ。Originsではコンパニオンの性格、人格、好みを考えて、どのギフトを誰に渡すかプレイヤーが自由に選択することが可能であったが、DA2では特定のアイテムを探し出すとそのアイテムをコンパニオンに渡すクエストがアンロックされ、特定の誰かにしか渡せないということになった。
 ハートのアイコンがついたセリフを選んで特定の誰かとさらに親密な関係になることもできるが、これによってロマンスの過程からOriginsにあったようなミステリアスな趣向が消え、ずっとゲームライクになってしまった。

 良い点としてあげられるのは、DA2ではロマンス関係を構築しやすくなったことにより、ロマンスによってセリフの選択肢がどう変化し、クエストの結果にどう影響を与えるか経験しやすくなったことだ。 

 DA2がOriginsのメカニズムを簡素化したのはギフト渡しだけではない。アイテムや装備を商人から購入し、倒した敵からルートを拾うのは多くのPRGと同様だ。そしてパーティ全体のインヴェントリーを管理するには違いないのだが、それには制約が生まれた。

 完全なインヴェントリー管理が可能なのは主人公ホークだけで、どんどん強力になっていく武器、鎧、アクセサリーを自由に取り替えることができる。他のキャラクターについてはそこまでの自由はなく、インヴェントリーをいじる楽しみが少し喪われた。

 他のメンバーはアーマーを取り替えられないのだ。その代わりに、彼らのためにアップグレードを見つけてあげ、適切なレシピを見つけている前提でルーンをスロットに装着することになった。ヴァリックの武器は彼がビアンカと呼ぶクロスボウのみで、氷や炎の属性を持つ弾はない。商人の店先を眺めたり、ルートを調べたりすると失望に苛まれる。ホークだけが膨大な数のアイテムを使用できるキャラクターなのだから。

 もちろん、パーティーの装備をいじる楽しみが全然ないわけではない。ウォーリアーには異なる剣と盾を持たせることもでき、メイジには新しいワンドや指輪を装備させることも可能だ。だがインベントリーいじりに費やす時間が減ることが嬉しいとでも思わない限り、この簡素化によってなにか利益が持たらされるかといえば、とりたてて得られるものは何もない。

 同様のことが、各種のタレントツリーを効率化(ストリームライニング)した変更にも言えるかもしれない。パーティーをどう構築していくかについては依然としてかなりの柔軟性がある。メイジはヒーリング、エレメンタル・アタック、マインド・コントロールのいずれかに注力することもできる。ローグはステルス性を高めるか、弓の遣い手になるか、あらぶるクナリを二刀流で切り刻むかを選べる。ウォーリアーはタンク役としてメイジを守護してもいいし、純粋なダメージディーラーに育ててもいい。

 DA2で後退したのは、「戦闘に関係ない」スキルの部分なのだ。
 ハーバリズム(薬草の知識)、トラップ(罠作成)、ポイズン(毒作成)などのスキルは除去されたか制約を受けた。ポイズンもポーションももちろんあるが、それらを買うためには、まずレシピを見つけ、次に素材の宝庫を見つけなければならない。それから商人に発注するか自家製を作る。スティール(スリ)、サバイバル(野外生活)、コウエーション(強制)に至ってはなくなった。Awakeningで導入されたルーンクラフティング(ルーン製作)もポイズン・ポーションと同様の制約を受けている。

 この「効率化」(ストリームライニング)方針が、戦闘メカニズムを変更した方針とも一致しているのだろう。DA2の戦闘は前作よりずっとアクションRPGよりだ。X360とPS3では確かに効果は顕著だ。戦闘のコアの部分は変更されていない。アタックボタンで攻撃し、マナやスタミナを使って強力なタレントやスペルを放つ。また前作同様、どのパーティーメンバーでもコントロールでき、他のメンバーの行動はAIルーチンで制御することも可能だ。これはアクションゲームではない。ボタンを押したどんぴしゃの瞬間に剣を振るわけではない。だがクールダウンタイマーは短くなり、アニメーションはスピードアップされ、プレイヤーの起こした行動は即座に反映されるようになった。ローグは攻撃中も飛び跳ねており、メイジが炎や電撃を放つ際のゼスチャーも荒れ狂うようであり、ウォーリアーは数フィートも離れたところから一瞬で敵に突進する。見た目は素晴らしい。プレイヤーがコントローラーを握っているなら、その感覚も素晴らしい。

 PCプレイヤーにとっては残念なことに、このシリーズからBioWareのPRGがみな昔ながらに有していた重要な側面が喪われた。戦術カメラだ。カメラコントロールがないわけではないが、俯瞰するようにして戦場を見渡すことはできなくなった。攻撃カーソルで敵をタグらなければならないことに変わりはなく、サードパーソンの視点でこれをやろうとすると、多少いらいらさせられる。もしPCゲーマーから戦術カメラを奪うのであれば、こんな中途半端などっちつかずの方法じゃなく、コンソール機に与えたオートターゲットが適切な解決策だったはずなのだ。

 このカメラ視点だけがゲームから戦術性を奪い去った理由ではない。コーンソール版では難易度レベルはOriginsと余り変わらない。ところがPC版のノーマル難易度はOriginsのそれよりずっと簡単だ。シリーズのヴェテランプレイヤーは、最初から難易度をあげたがるだろう。
 PC版の変更がなにもいいことをもたらしていないのは事実だが、戦闘自体は元々面白い。命令を出すためしばしばポーズを繰り返すという必要もなく、アクションに集中でき、というのはクリック、クリック、アクションRPGのノリっていうことだが、アクションに注視するということは、眼にも鮮やかなスペルエフェクトをより良く堪能できるということでもある。

 エフェクトはOriginsを凌駕するが、ヴィジュアル的にはDA2のエフェクトが昨今の水準に達しているわけではない。多くのテキスチャーは驚くほど低解像度で、前作同様アートには鮮やかな色彩も欠けている。
 だが衣服や家具のディテールはずっと鮮明だし、改良されたライティング(照明)と遠景の描写は野外の風景を垢抜けた感じに見せてくれる。ときとして戦闘は、いい意味で眼もくらむほど明るくなり、色とりどりのスペルと動きののろい強大なオーガが画面を占領する。

 PC版ではまさにそのとおりで、DX11モードで動かせばすべてのものはとても鮮やかに見える。X360もまた前作のあまりに凡庸な画像に比べればこの改良の恩恵を受けている。だが、頻繁で長いローディング時間による中断(エリア間をどれだけ移動するかにもよるが)や、時々発生するフレームレイトやサウンドのもたつきは好かれないだろう。
 こうした欠点はハードドライヴにインストールすることでたしかに解消するので、空きがあるならまずそうするべきだ。PS3ではインストールが必須であるにも係わらず、もたつきと長いローディングタイムに苛まれる。

 どの版をプレイするかによらず、オーケストラのサウンドトラックを聴けば気絶しそうになるほど気に入るだろう。オリジナルの譜面は決して「ありきたりな(ジェネリックな)ファンタジー音楽」の域をでていないとはいえ、ドラムスの音と陰鬱なチェロの響きは、この続編の重要なインターヴァルに味わいを添えてくれる。暗い和音が多く使われ、ゲームの雰囲気づくりに大きな貢献をしている。

 いくつかの重要な側面でDA2は前作から後退した。そうした方程式の変更についてどう考えるかにかかわらず、プレイヤーの選択に力点を置いているおかげで、依然としてプレイヤーを惹き付ける優れたRPGである。決断が結果を生み、さらに波状効果を生み、やがて予想もしていなかった影響が発現する。また選択をするに際して、善悪の明確な判断などできないという点がさらに興味を増してくれる。それぞれの属するところに係わらず、強欲と憤怒があまりに多くの者たちの血となり肉となってしまっているこの世界で、善悪の判断など元々あるわけはないのだが。

 主人公の家族との、あるいは冒険者仲間との個人的絆が事態をさらに複雑なものにし、ひとつの正しい解決方法などはますます存在しないことになる。
 こうした複雑怪奇な趣向が用意されているのに、過剰に簡素化してしまったゲームメカニズムと、フォーカスの欠けたストーリーテリングでゲームの趣きが損なわれてしまったのは本当に残念だ。とはいえDA2が強い印象を与えてくれることは間違いなく、また別の楽しいクエスト、また別のキャラクターとの出会い、そしてまた別の打倒すべき化け物との対決にプレイヤーを誘ってくれるであろう。

**********

 うー。予想はしていましたが、やっぱそこですよね。
 ゲームメカニズムを親切設計、温くしちゃったという点がお気に召さないらしい。
 戦術カメラなあー。まあ建物天井とか屋上の開発に負荷かけたくないって理由はわからんでもないが、ただパネル張るだけって気もしたんだよなあ。

 私もちょっとビックリしたのは、BioWare固有の趣向であった説得スキル、Originsでは強制スキルなんですけど、これがなくなったのね?
 これは意外だ。意外だっていうか、それなくしたのか?
 むー。

 あー、ゲームシステム的には弁護の余地がないくらい簡単にされちゃってるみたいだなあ。

 さて、オールドスクール派の評価は、おしなべて受けが宜しくないようです。
 IGNのレヴューもありますが、ちょっと一休み。
 ふいー。スタミナゼロまで使い切ったな。 

 お、Amazon.comのシグニチャー・エディッション、すでにナリタについた!

 ハネダにつけよー。その違いで一日くったらなくぞーw。
 (ハネダに貨物はつかないだろうねw)

 いや、すでにナリタをDepartureしてる!

 UPSたのんだぞー!

 

« 【DA2】GameSpotレヴュー(2) | トップページ | 【DA2】誰がクックロビン殺したの? »

ゲーム」カテゴリの記事

Dragon Age II」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【DA2】GameSpotレヴュー(3):

« 【DA2】GameSpotレヴュー(2) | トップページ | 【DA2】誰がクックロビン殺したの? »

Dragon Age 2 プレイスルー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30