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2011年2月 1日 (火)

ストーリー・アーク

 ゲイダーさんがインタヴューでしょっちゅう口にする「ストーリー・アーク(story arc)」なる用語。
 日本語にはまだなっていないのか、主にTVシリーズやアメコミ、ヴィデオ・ゲームなどで用いる映像業界用語のようです。
 arcはそのまんま「円弧」。なんとなーく、意味はつかめる気がしますが、ずっと、もやっとしたままでした。個人的な宿題であった。

 Wikipedia(en)にかなり詳細な説明がある。全訳などおこがましいので、意味が取れるくらいのところまでつまみ食いしてみます。

 どこまで公式の定義かわかりませんが、この手の新語・造語には公式の定義なんてまだなかったりするのが常でしょうか。

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 ストーリー・アークとは、エピソードを連ねる類のストーリーテリング・メディア(テレビ、コミック・ブック、コミック・ストリップ、ボードゲーム、ヴィデオ・ゲーム及びある種の映画を含む)における、拡張的なまたは継続性のあるストーリーラインをいう。
 例えばテレビ番組においては、数多くのエピソードによってストーリーが綴られていく。テレビの場合、ストーリー・アークはコメディよりもドラマ、とりわけメロドラマ(soap opera)でより多く用いられる。また新聞紙上のコミックよりもウェブコミックで用いられることが多く、ウェブコミックでは閲覧可能なアーカイヴがオンラインで提供されており、新しい読者はこれまでのあらすじについて知ることができるようになっている。

 最近のアメコミ・シリーズの多くは、継続するシリーズが4から6分冊からなるアークによって描かれる。こうした短いストーリー・アークは、後にまとめてトレード・ペーパーバックの形で再販しやすく、かつてのコミックがそうであったようにまるで永久に継続するかのような類の物語に比較して、カジュアルな読者がより手に取りやすいものとなっている。

(訳: トレード・ペーパーバックというのが、すでに業界用語のようです。バラバラに販売されたコミックを一冊にまとめてちょっと立派な装丁をつけてある、あれですね。)

 ストーリーアークの目的は、登場人物や物語上の状況をある状態から別の状態に変更させること、換言すれば物語の変化をもたらすことにある。
 この改変は、アリストテレスのいう"tragic fall from grace"(悲劇的な転落、堕落、神の恩恵の喪失)、あるいはその逆のパターンをとることが多い(逆のパターンの例は貧しい女性が冒険の結果として財をなす、孤独な男性が伴侶を得る、など)。
 登場人物の改変をもたらす例には「英雄の旅」がある。
 現代劇においては、登場人物が拠り所としていたものをまず奪い取って惨めな地位に貶め、それら拠り所のない状況で登場人物自らが力強い復活に邁進するよう強制させるパターンが多い。

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 このあとは実例の説明が続くのでいいでしょう。アニメの例だけご紹介すると、「新世紀エヴァンゲリオン」(古いほう)は、「26のエピソードからなる単一のストーリー・アーク」だそうです。「ブリーチ」や「ワンピース」などは複数のストーリーアークからなるそうだ。

 うーん、わかったような、わからないようなw。
 アリストテレス(Aristotle、アリストートル)まで登場してしまってますが、演劇関係のお話にはちょっと自信がない。物語原型とかそんな話にも関連しそう。

 「拡張的なまたは継続性のあるストーリーライン」という定義が正しいであれば、ストーリーラインの親玉みたいなもんでしょうか。説明によればエピソディックなメディアから生まれた発想であり、そのほうが作りやすい、売りやすいという、多分に商業的な匂いはします。
 永遠に終わらないかのような物語とは、かつてのアメコミ「スーパーマン」がそうですね。突如として「彼の死」が語られたのは、そうした(延々と勧善懲悪を繰り返す水戸黄門的)商業モデルが当時すでに色褪せていたということなのかもしれません。そうか、そういう意味では「水戸黄門」も終わらない物語だな。
 たとえば日本語訳でも数百巻に達しているペリー・ローダン・シリーズを今から読み始めるというのはさすがに辛いものがありますね。新参者には敷居が高いどころか絶壁のように立ちはだかる感じだ。万が一読めるとしても老後かなw。

 ゲイダーさんが「DAのストーリーアークはずっと決まっている」というのは、私が一部勘違いしていたような「世界観などの背景設定だけ」ではなく、タイムライン、ストーリーラインが予め決まっているということなのでしょう。
 例えば最後にフレメスがどう物語に絡んでくるかを決めてもいなければ、彼女をDA:OやDA2に登場させることすら難しいでしょうから。
 そしてDAシリーズでは(おそらくDA3も)登場人物、とりわけ主人公が全体を通じて固定されることはないようです。よってストーリーアークが変化を呼び起こすものは、「セダス大陸とそこで息づく住民たち」、ぶっちゃけると「この世界」ということになりますね。
 
 Mass Effectシリーズに関して言えば、ケーシーだったかあのリード・ライターの人だったかが「シェパード艦長を主人公としたストーリー・アークは三部作で終わり」という話をしていた。
 わざわざそういっているということは、それでMass Effectユニバースがお役ご免という意味ではなく、「別のストーリー・アーク」で物語を語り続けるというふうに解釈したいですね。

 Dragon Ageは・・・。まだDA2も見ていないのに、DA3後の話をするのは早すぎるかw。

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