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2011年1月 4日 (火)

永遠のRPG、永遠のウォーゲーム。

 さきほどの8-bit版Fallout 3 のGameSpot記事に興味深いコメントがあった。以下要約。

**********

 最近のゲームもこういう方向性になればいいのに。グラフィックを軽減して、コンテンツやミッションを死ぬほど増やす。ヒーローはカスタマイズでき、装備も売買でき、2D世界がとてつもなく大きく広がっているようなものに。
 いたいけな子供の頃、将来のゲームはどんどん長くなっていつまでも遊べるようになっているんだろうと夢想していたものだ。
 例えば2010年のスーマリやソニック(ザ・ヘッジホッグ)は1000レベルあるとか。
 ストツーなんか、300人のキャラクターがリュウと戦うとか。
 その代わりに今あるのは、昔と同じプレイ時間(Legend of Zelda: A Link to the Past と. Fallout: New Vegas)で、オプションがふんだん、グラフィックが向上、選択が増えた、などなど。
 エピックなほど長大な2Dゲームはどこにあるんだろう。5年かけてクリアするような、出したお金の最後のペニーに至るまで遊び倒せるようなゲームはないものだろうか。

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 300人の戦士と「一緒に戦う」は実現してるような気もしますが、言ってる意味は違うんでしょうね。「300人の異なるキャラクターたちに対して勝ち残る」という意味でしょう。
 
 なんとかのキセキを遊んだ限り、クリア時間は見事に50時間(ディスク1枚)、100時間(ディスク2枚)に設定されているらしい。私が遊ぶとだいたい開発者の設定時間どおりになる自信があるw。やりこみはほどほどにしかしないし、一回目は開発者の意図を汲んだかのように素直に遊ぶから。
 いまどき50時間、100時間の暇つぶしができるゲームは大変貴重だと思うが、それでも足りない、という主張でしょうか。

 エンドレス・ゲームというニーズはMMO、生身のGMのいるパーシステント・ワールドRPG、マルチプレイFPS/RTSが満たしているのかもしれない。ものによりますがプレイ時間1000時間以上は簡単に過ぎてしまうでしょう。
 ただそういうコンテンツはどうしても繰り返しが多くなる。新鮮なコンテンツを例えば1000時間提供するとなると、なんとかのキセキの単純に10倍、20倍のコンテンツがいる。

 ドラゴンクエストは個人的にIXをプレイしていないのだが、例えば平均50時間づつかかるとして、全部で950時間。シリーズ30年間、堀井さんの半生分かかる。

 もちろん、一つのゲーム1000時間やりこむことは可能だ。私もかつてドラゴンクエストIIIあたりはおそらく1000時間くらいやったはずだ。Mass Effect 2を30回クリアした人がいるというが、本当にスタートからエンディングまでやってるなら30時間の30倍、900時間に相当する。
 だが、そういう場合はさすがに例外でしょう。

 和製ウィザードリーのように簡素かつ堅牢なシステムがすでにあって、あとはコンテンツを増やすだけなら不可能ではないかもしれない。だが2011年に見るとオブソレイト、古臭いと感じて、新規プレイヤーが飛びつくことも少ないだろう。開発コストもあまりかかっていないからそこそこ売れればいいってことかな。

 このコメントの方の感覚、非常によくわかる。
 実は私もかつてボードゲーマー(ウォーゲーマー)時代に、似たようなことを夢想していたのだ。

 ボードゲームのウォーゲームは、それ自身のマニアックさが嵩じてしまって自壊した。
 末期には行くところまで行き着いたゲーム、常人にはプレイ不可能とまでいわれたゲームも登場した。
 そういうモンスターゲームの中で最も有名なのがこれだ。

 Pic339497_md_3
 "The Campaign for North Africa"
 SPIの1979年の作品。

 プレイヤー最低8名、推奨10名。プレイ時間60000分(1000時間?! だが1500時間だとする説もある)。マップ長7フィート(これは当時としては実は小さいほう)、ユニット数1800超。
 ルールどおりにプレイする場合、すべてのユニットの戦闘結果を細かく記録しなければならない。航空機に至っては一機一ユニット。パイロットもひとりずつ把握して当然戦闘結果を記録していかなければならない。

 おそらくなんだか意味がわからんでしょうねw。イメージがつかめそうな画像はいつものようにBoardgamegeekから拝借して。

Pic15866_md_2
 お子ちゃまと比べるとマップの大きさがわかる。くりかえしますが当時としては「小さいほう」です。別ゲームでこのくらいのマップのものは遊んだことがあるし、中にはこの数倍のものも存在する。

Pic309932_md_2
 マチュアコンテンツはありません。年齢は14歳以上推奨でした。だから彼女でも・・・、って中学生には、ちと若すぎないか?!

Pic309938_md_2
 ところが1500時間を要するといわれるゲームも終盤近くになると、あんないたいけだったプレイヤーもここまで成長する(失笑)。
 もー、どうせならひとつ上の写真、男の子の写真あっぷしといてよっ!

 この写真のように、ほとんどの時間ペーパーワークに費やさなければならなくなり、ゲームやってるんだか帳簿つけてるんだかわからなくなるそうです。(補給物資の管理も全て帳面につけないといけない・・・。聴いただけで気が遠くなる)

 猫を飼っている家庭ではゼッタイにプレイ不可能です!
(俺のホーカー・ハリケーン戦闘機、ど、どこに消えたっ?!)

 よそ様が持っているこれの実物を見せてもらっただけで、自分自身プレイしたことはない。
 自分以外にミリタリーオタク9人動員することは当時不可能であった(だいたい自分以外4人がマックス)し、1500時間拘束できるはずもないし(されるつもりもないしw)、そもそもこんなマップを1年も広げておける住宅事情には誰もなかった。
 (価格自体はビックリするほど高いものではなかったと思う。2万円くらい?)

 見た瞬間に「作った奴アホ」と思った。
 ある戦友は「将来的にこれが広げられる家を作ろう!」と意気込んでいたw。
 いたいけだった頃の私の場合は、すでに単純なものであるとはいえコンピューター・ウォーゲームが存在していたから、「将来、こんなのもコンピューター・ゲームとして平気で遊べるようになるんだろうなあ、遊びたいなあ」と夢想していた。

 さて、2010年暮。
 Matrix Gamesが満を持して世に放ったのは、同じくSPIでも長くゲームデザイナーを務めていたこの人のこれ。

"Gary Grigsby's War in the East"

 デモ映像を見たとたん、「作った奴アホ」と思った。いい意味でも悪い意味でも。

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 アホです。この画像だけで十分アホだとわかります(マップ左下にあるようにこれがマップの全体像ではありません)が、GameSpotにアップされている非常に詳しいデモ映像を見るとさらに詳しく、作った奴がアホであることがわかります。
 動画を見たGameSpotユーザーのコメント。

 「これ最後までプレイするのに何年かかるんだ?!」
 「たぶん、4年くらい?w」
 (ど、独ソ戦終わっちまうぞw)

 アフリカ戦線の次に好きな独ソ戦なのに、私の触手は一本も動きませんでした・・・。
 やるとしても老後かなあw。 
 でも、とりあえず買っとく?w 

(追)ホーカー・ハリケーンのくだり、当初ホーカー・タイフーンとしていたが、北アフリカには戦役末期ともいえる1943年にようやく3機だけ送られたと判明したので、もっと一般的なものに直した。ま、間違ってはないけど、ウォーゲーマーにつっこまれたくない!w
 

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