フォト
無料ブログはココログ

« 【DA2】クナリ | トップページ | 【DA2】レイダーズ、テンプラー »

2011年1月28日 (金)

【DA2】コウタリ、シティ・ガード

 ヒューマン以外の三つの種族に関する背景設定の記事をやってきましたが、今度は四つのファクションに関する記事。

http://blog.bioware.com/2011/01/27/on-templars-raiders-city-guards-and-the-coterie/

 コウタリ(Coterie)は耳慣れない言葉かもしれませんが、実は同人誌はcoterie magazineですね。わりと閉鎖的な「派閥」とか、徒党を組むというときの「徒党」とかそんな感じで、ある目的を持った集団。ただしDA2のコウタリ(the coterie)は同人グループとはまったく違う種類の集団です。

 シティ・ガード(City Guards)はそのまんま。都市国家の衛兵ですね。カークウォールは商業国家ですから、フェラルデンのような貴族社会の衛兵のように封建主義の終身雇用ぽいものではなく、胡散臭い傭兵じみた存在なんでしょうか。 

 テンプラー(Templars)はDA:Oでも御馴染み。ただし個人的には余り迫力のない、かなり情けないオーダーのように描かれてしまっていました。DnDパラディンの壮絶なまでの信仰心と比べてしまってるからかもしれない。DA2では秩序の担い手の面目躍如となるのかどうか。

 レイダー(Raiders)は、読んで字のごとく盗賊。侵略者、略奪者のことです。フリー・マーチズは都市国家のゆるい連邦だというので、法の秩序が及ばない間隙がたくさんありそうです。
(DA2ではより具体的に海賊のことだったみたいです)

「続きを読む」の下。

 コウタリ

 カークウォールは強欲と煩悩という確固たる礎の上に築かれているが、その地下社会は全てが売り物になり、誰もが誰かの獲物にされうる場所だ。

 この都市の中には多くの犯罪帝国が蠢いているが、古くはテヴィンター帝国がカークウォールを人身売買の拠点としていた頃から続くものもある。同盟、諜報、陰謀、裏切り、そして派手な出入りは、皆が果てしない権力闘争に明け暮れるここでは日常茶飯事だ。

 コウタリは一世紀近くの間続いている盗賊ギルドであるが、ごく最近になるまで地下社会で中心的な役割を果たすことはなかった。20年ほど前、地元最強の犯罪帝国はサブラサン(Sabrathan)と呼ばれる古代から続くギルドであったが、そのリーダーが内部の裏切りによって追い落とされ、その混乱の中でコウタリがまんまと権力を掌握したのだった。

 その時から、コウタリはカークウォールのありとあらゆる階層にそのかぎ爪をがっちりと食い込ませてきた。それにはカークウォールの衛兵、ドワーフの商人ギルド、さらにこの都市における最も影響力のある市民までも幾人か含まれる。コウタリはすべてのパイから一切れづつを手に入れていると言っても過言ではないだろうし、カークウォールで彼らの目を逃れて何かを成すことはほとんど無理である。

「知識の探究:チャントリー・スカラーの旅行記」 ブラザー・ジェニティヴィ著

**********

 あのDA:Oにも登場するブラザー・ジェニティヴィは色んなところを旅してたんすね。

 コウタリ、ようするに盗賊ギルドだったんですね。そして今やカークウォール最強の組織にのし上がったという。
 ダーク・ファンタジーを標榜するDAシリーズ、盗賊ギルドが出てこないなんてまずあり得ないのでしょう。DA:Oでは、オーザマーの犯罪組織が登場しますね。でも首都デネリムの盗賊ギルド(あるいは暗殺ギルド)はちょこちょこっとサイド・クエストで登場したくらいで、ブライト討伐の物語の中でその役割はあまりありませんでした。
 DA2はシティ・クエストもかなり多いようなので、存分に活躍することになるのか?(あるいは叩きのめされる敵役?) 

 ふーむ、コンパニオンにもコウタリの同志がいるってことかな? あいつかなw。

**********

 カークウォール・シティ・ガード

 カークウォールの長い歴史の多くの期間、都市を防衛する公的な軍隊が存在していなかったという事実に驚く者は多いかもしれない。帝国支配下のエメリウス(当時のこの都市の名称)は第14カドレ、「黒のカドレ」のほうがとおりがいいかもしれない、によって防衛されていたが、そこは帝国軍の最悪の配属先のひとつに数え上げられており、ここに配属された兵士は、まるで犯罪に手を染めるか何かして、首都に置くことができなくなった好ましからざる人物、ペルソナ・ノングラータに成り下がったかのように考えられていた。

 奴隷たちの蜂起の後、都市は無政府状態になり、引き続いてやってきた外部からの侵略者たちと、乗り込んできたテンプラー・ナイツの手によってようやく秩序が回復することになった。テンプラーはギャロウと呼ばれる要塞を支配下におき、カークウォールをセダス大陸東部方面の恒久的な拠点と位置づけた。

 最後の侵略者オリージャン帝国は、サー・ルミーレ・デュ・マレイ率いるシェバリエの軍隊を都市の防衛に送り込んだ。初代のヴァイカウント(viscount)になったとき、デュ・マレイは街頭を警邏する役割に留まらない、カークウォールの民からなる軍隊が必要であると考えた。彼によれば、テンプラーに伍する力を持つためにも軍隊は必要であり、都市の支配権を本来あるべき地元民の手に戻すべきであるとのことであった。こうしてカークウォールのシティ・ガードは7:60ストーム・エイジに創設され、カークウォール市内と周辺の秩序の維持、戦時においては都市防衛がその任務とされた。

 ところが、そのシティ・ガードが今でもカークウォールのテンプラーに比較すると地味で目立たない存在であるという事実、9:20ドラゴン・エイジにヴァイカウントのぺリン・スレンホルドがテンプラーをこの街から追い出そうとして失敗した企みによって、とても実力ではテンプラーにはかなわないことを白日の下に曝されたこと、それらはカークウォールでは多くの者があまり口にしたくない事実なのであった。

**********

 カークウォールに駐屯するテンプラー・ナイツとシティ・ガードの間に確執があり、「余所者のはずの」テンプラーが優位に立っているという歪な世界。「正規」の、本来あるべき姿から捻じれた現実というのは、もちろんダークな物語にもってこいの展開ですな。
 つうかファンタジーの物語などに頼らんでも、身の回りにいくらでも存在しますけどね。ダークなお話は。

 「黒のカドレ」のcadreは敢えて訳してません。新部隊を創設するとき、その中核となる存在の兵士たち、あるいは壊滅した部隊の生き残りを集めて部隊を再編する場合のその生き残り兵士たちのことなど、軍隊的に特殊な意味のある言葉なので、そのどの意味で使っているのかはわかりませんが残しました。あんまし嬉しくない配属先、帝国からみてど僻地であったことがわかります。ドイツ軍の東部戦線送りか、ロシアのシベリア送りか。
 しかしフリー・マーチズがど僻地なら、さらに遠いフェラルデンなんかまさに「化外の地」になるんだよね。

 記事数稼ぎます。あとふたつは次の記事で。

« 【DA2】クナリ | トップページ | 【DA2】レイダーズ、テンプラー »

ゲーム」カテゴリの記事

Dragon Age II」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【DA2】コウタリ、シティ・ガード:

« 【DA2】クナリ | トップページ | 【DA2】レイダーズ、テンプラー »

Dragon Age 2 プレイスルー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30