フォト
無料ブログはココログ

« 【DA2】セダス周遊 | トップページ | 【DA2】デーリッシュ・クラン再訪 »

2011年1月 7日 (金)

【DA2】昼夜兼行?

 Dragon Age II発売までおおよそ2ヶ月をきりました。
 新ネタは依然少ないせいもあり、ちょっとした話題でもgreywardens.comはこまめに拾ってくれている。

 これも初耳でした。

 DA2には昼夜を切り替えるスイッチがある。

 http://greywardens.com/2011/01/dragon-age-2-night-and-day/

 筆者(スティーヴではない、Meghann (ミーガン、メガン?)さんかな)も、これにはビビッているようだ。

**********

 お手軽に昼夜を切り替えられるのは、ただ単に便利な仕様か、それともRPGの伝統に頭から冷や水を浴びせるような所業なのか?

 今までの主流RPGでは、(ゲーム内の時間でいう)24時間(あるいはその惑星の自転周期)でじわじわと時間が経過する仕様が一般的であった。
(訳:つうか、つねに恒星(太陽)はひとつ、あるいは連星でも地上からの見かけの位置が近いとか片方無視できるとかそういう便宜上の設定が常であった。衛星(月)は後述のように二つだったりする例も多い)

 筆者も例に挙げているように、Ultimaシリーズでは二つの月の満ち欠けが大変重要なファクターなので、この時間の流れ自体がゲームワールドに大きく影響していた。
 (ドラゴンクエストに時間の経過が導入されたのはDQIIIからかな。FFは・・・。あんまし導入してない?)

 もちろん、ゲーム内に昼夜があれば、作中の人々の営みもそれに従う。昼間と夜で街の様相がガラリとかわる。ある時間帯しか出没しないキャラがいる、イヴェントがあるなど、マップを増やすことなく工夫が凝らせるので、頭脳パズルとしてのRPGにとっても大変都合がいいわけですね。

 Dargon Age: Originsにはゲーム内時間が自然に流れ、昼夜が周期的に訪れる要素はなく、あるマップに訪れるときは常に同じ時間帯だ。サークル・オヴ・メイジャイのタワーに訪れるのは常に夜であり、デネリムの市場はいつも昼下がり。デネリムの夜はレリアナDLCでようやく訪れることができるが、モリガンDLCで訪れるサークル・タワーの外観はなく時間の判断がつかない(タワーの中の皆さんが起きてるから昼間のはずだが)。
 
 筆者は、そうした時間の流れが欠如していることによって、プレイヤーがOriginsのゲームワールドの「砂場」を探索するインセンティヴに欠け、リニア(一本道)な味わいを強める結果になっていたという。
 だから私はDAやMEは(比較的プレイヤーが自由にいじくり回せる)「砂場」ゲームではなく、(光の具合まで綿密に計算された)「箱庭」に分類すべきだと思うのだが。

 筆者は昼夜スイッチの導入から、ありがちな「暗くなってからここに来い」などというクエストが想定できるという。DA2では「まだ時間があるから他を見て回ろう」というのではなく、スイッチひとつですぐにそのクエストに取り掛かれてしまうわけだ。
 そしてそれ自体がゲームの「一本道」さを増し、「砂場」らしさを減らす結果になることを危惧している。カークウォールはウルティマほど「砂場」らしさは感じないが、Originsよりはずっと自由な印象を受けていたためだ。

 筆者がプレイした"Quest for Glory V"の経験では、「盗賊」でやった最初のプレイスルーでは、夜を待つのがとても楽しかった。今夜はどこに押入ろうか、愛しい彼女は住まいの窓から顔を出すだろうか、などとわくわくした。だが二回目以降、戦士や魔法使いのクラス特定クエストを経験したいときには、待つのがあまり楽しくなくなった。最終的にドラゴンを倒すときにはゲーム内で15日間、1日過ぎたら就寝、また1日過ぎたら就寝を繰り返すだけになった。

 昼夜スイッチは一部のRPGファンから否定的に受け取られるかもしれない。だがDA2をデモプレイした筆者としてはその有無などによらず、カークウォールでは十分「砂場」らしさを経験できた、そうである。

**********

 「セダス大陸のある惑星の自転周期がゲーム世界に反映される」ことと、「昼夜切り替えスイッチの導入」は別な話ですね。

 前者だけなら、(マップ作りこみなどの)開発負荷をさほど増大させずにコンテンツが増大されるはずだから、ストーリー派としては歓迎する以外ない。胡散臭い住民の多い怪しげなカークウォールの街、夜の姿も見たいですしね。
 後者は前者なくして存在しないが、これはもう端的に「カジュアル対策」でしょう。

 DQIIIでは昼夜を逆転させるのはアイテムや魔法が担っていた。これもワンタッチでOKになるが、たしかゲーム後半にならないと入手できなかったと記憶している。つまり筆者が"Quest for Glory V"で経験したように、「最初の頃はもう何が来るかとわくわくして、夜を待つのが楽しくてしょうがない」はずだったのに、後半になるとプレイヤーもすれてしまって「なんだよ、また夜待ちかよ。かったるい」となってしまう。堀井さんは、その絶妙なタイミングで昼夜逆転アイテム・魔法を与えたわけなんだろうか。

 私としてはコンテンツ増量はうれしい。でも「デフォルトでフレンドリー・ファイアーなし」に続いてまたカジュアルに媚売っちゃうのか・・・と複雑な気分だ。
 という私も、この年になるとだいぶ気が短くなってるから、ゲーム冒頭から「なんだよ、夜になるお手軽スイッチくれよ」と思ってしまうかもしれないなあ。

 ただ「砂場」ゲーム議論でいえば、DAもMEも砂場ゲームにはなりきれていないし、ならなくてよいと思う。
 Fallout 3、Fallout: New Vegasのように、現在出回ってる究極の砂場ゲームとは違う、でよいと思うんですけどね。「箱庭」を極めるのも、負けず大変なことだと思う。

« 【DA2】セダス周遊 | トップページ | 【DA2】デーリッシュ・クラン再訪 »

ゲーム」カテゴリの記事

Dragon Age II」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【DA2】昼夜兼行?:

« 【DA2】セダス周遊 | トップページ | 【DA2】デーリッシュ・クラン再訪 »

Dragon Age 2 プレイスルー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30